FC2ブログ






充電電池のススメ


 山で電池を使う機会は多い。その最もたる例がヘッドライトだろう。今は18650リチウムイオン電池が台頭してきているがまだまだ主流は単4電池だ(米国規格ではAAAという)
 しかしこの単4電池。実は扱いが意外と面倒なのだ。何かというとまず大抵のヘッドライトは単4を3本で運用する。電池は大抵4の倍数本で売られている。3本を運用しようとすると4本セット2つだと半端が出てしまうので、3セット12本買わないといけない。まずこれが面倒。
 そして電池の残容量問題。日帰りならほとんど使う機会はないヘッドライトだが、テント泊や早朝暗いうちからの行動になると1~3時間程度使うことになる。この使用時間が微妙に面倒になってくる。アルカリ乾電池でヘッドライトを運用すると、機種にもよるがだいたい4~6時間が実運用時間といったところ。夜中ずっと行動するわけではないので容量の3分の2から半分残したところで家に帰ることになる。すると次の山に持っていく場合、この残り容量では不安が残る。かといって新品電池にするのも勿体ないなーと思い、結局そのままにして予備電池を多く持っていく。もしくは新品に入れ替えて半端を予備にする。そのうちどれが中途半端な電池が分からなくなって結局新品を買い直すというサイクルが繰り返されることになる。
 これが実に効率が悪い。中途半端な電池が溢れては結局使わずに新品を…となり、そのうちまだ容量があると思っていた電池が使い始めて数分でなくなってしまうという重大事態になった人もいるのではないだろうか。

 そこで登山には充電電池を強くお勧めする。
 今はニッケル水素電池が高性能化してきて、非常に安定性が高く、容量も上がっている。単4でも950mAhを表示している電池も多い。だが容量よりもその使い勝手がとても良い。まず中途半端に使っても充電すれば満タンになるし、どれが中途半端かわからなくても充電してしまえば関係なく全て満タンになる。ランニングコストを気にせずガンガン使えるので初期投資はかかるがそれ以上にコストダウンになる。

 12本以上充電できて放電もできる急速充電器も併せて導入すれば山に行くときは常に新品電池で安心だ。アルカリに比べて持ちも良いので比較的長時間の使用でも大丈夫。ハンディGPS等にもおすすめだ。

 山に行くときは少しでも不安要素は取り除きたい。特にヘッドライトは必須装備でもあるので、充電電池を是非導入しましょう。

 日々練成

IMAG3996.jpg
 ケースに入れてジップロックで保存。電池に番号を書いておくと新旧を混同しなくて便利です。
[ 2018/10/01 18:55 ] 道具 | TB(0) | CM(0)

AEGISMAX シュラフ イージスマックスシュラフ 


 白山でも試していたが、シェルター内での使用は初めてのAEGISMAXダウンシュラフ。立山雷鳥沢の気温は12度か10度いかないくらい。テン場では皆ダウンを着ているような状況だ。夜間はちょっと風が強く吹く環境でシングルウォールのシェルター内(クロスオーバードーム)での使用レポート。
 
 シュラフはイージスマックスmini。amazonではウルトラライトマミータイプとして販売されているタイプだ。総重量440g(コンプレッションスタッフサック込)ダウン量はメーカー公式で800FPの230g。見た感じはロフトなどから相応の数値だと思われる。
 フードレスタイプ(キルトタイプ)と書いてあるが、実際はしっかり頭まで覆う事ができるのでキルトタイプよりは保温力が高い。(176cmの僕でMサイズで若干余裕有)
 
 マット:OMMのデュオマット。肩から腰までの半身マットで、足はOMMのザックに乗せた。
 服装:上半身 ファイントラックのスキンメッシュ、半袖シャツ、モンベルのサーマラップパーカ。
     下半身 メーカー無しタイツ、OMMカムレイカパンツ、ウール化繊混の靴下。
 
 この状況で朝まで寒さは全く感じることはなかった。特に足先はボックス構造になっているので窮屈感は感じずに暖かい。類似するシュラフよりは若干タイトなつくりになっており、その効果もあるのか保温力が高めな感じだ。頭までしっかり覆うことができ、顔回りも引き紐で搾れるのでより保温性を上げることも出来る。僕はサーマラップパーカのフードを被っただけで暖かかったので顔回りは絞らずだった。懸念だったダウンの臭いは全く感じなかった。これについては当たりはずれがあるとの報告もあるので注意されたし。
 
 標高2200mで8月上旬の雷鳥沢での使用には全く問題ない。夏シュラフとしては文句なしだろう。何よりその価格が魅力。コンプレッションスタッフサックとストレージメッシュサック(保管袋)付きで8,000円台である。注文して1日で届くスピード。ダウンなので濡れが心配だがそこは天候や条件次第だろう。浸水の心配が低いCODなどでなら十分活用する価値はある。ファストハイクで装備のコンパクト化はしたいけど、快適さはそこまで削りたくないなんてときには(できれば予算も)候補にしてみて間違いではない。

 
 ~余計な一言~
 日本のシュラフメーカーは素晴らしいモノ作りをしてくれている。だが海外製品、特にアジアのアウトドア製品の勢いはバカにできない。同じ物なら3分の1の値段で作ってくる。どの道具を使うかはその人次第だが、価格がファーストチョイスになる場合もあるので、勢いに負けないような製品を作ってほしい。

 日々練成

dfvvs.jpg
   つくりも品質もいいよ。あとは耐久性か。
[ 2018/08/09 20:08 ] 道具 | TB(0) | CM(3)

反射材入りのガイライン


 今期新調したシェルター用にガイライン(張り綱)も新調した。数年前の両俣小屋でストックシェルターを張ったとき、隣のツェルトを張っていた方のガイラインが反射材入りで、ヘッドライトの光にとても綺麗に反射していたのがとても印象的で、いつかは自分も反射材入りのガイラインにしようと思っていた。数年越しでガイラインを使う機会がやってきたのでこの機会にと反射材入りのガイラインを購入。思ったより安価で購入することが出来た(メーカーものの耐荷重入りのやつじゃないけど)
 実際に暗いところでライトの光を当ててみるとそれはそれは綺麗に反射する。夜間のテント場ではガイラインに気が付かず足をひっかけてしまうなんてこともあるが、反射材入りのガイラインならそんなことも避けられるだろう。何より見た目がいい。
 ついでにラインロック(自在金具)も購入。こちらも10個で300円しないという値段。(僕は三角形のタイプが好み)ものはしっかりしていて、ガイラインを通してみたらしっかりとロックする。長さを調整できるようにしておくとテンションをある程度自由に調整出来て便利なのだ。
 道具はそろったので週末にでも試し張りしてみようかと思う。

 ところでクロスオーバードームってCODって略す人いないよね(コールオブデューティーではない)

 日々練成
[ 2018/07/23 06:28 ] 道具 | TB(0) | CM(0)

夏用シュラフ購入


 夏用シュラフを購入。
 夏はずっとエスケープヴィヴィを使用していたので夏用のシュラフというのは持っていなかった。というか夏用というのがすごく微妙な立ち位置にあるシュラフで、450クラスでは暑すぎだし、250~150クラスだと使う時期が本当に限定されいる割には(夏のど真ん中のみ)価格がそこそこするので勿体なく思っていた。なので寝る時は防寒着やカッパを着込んでエスケープヴィヴィに潜り込むというスタイルでやってきた。トランススタイルだと寝る時間は3時間くらいだしそれくらいなら寝る前に食べて体温が上がったところで寝てしまえば寒さを感じることは少ない。そして寒くなってきたら行動開始すればそれほど苦にはならなかった。だが今回ゆるトラスタイルになったのでそれなりに快適に眠りたい。というかここまできてエスケープヴィヴィにこだわる必要もないので夏用のシュラフを物色してみた。

 僕の考えではシュラフというのは肩口から首、頭にかけての保温が大切で、ここから暖かい空気が漏れてしまうとどんなシュラフでも寒さを感じてしまう。なのでイスカのエア150のようにフードレススタイルだと絶対に寒いだろうという考えがある。ガレージメーカーから出いているキルトタイプも同じだし、半シュラフなんか何の役に立つのかと思ってしまう。(使いどころは限定されるのだろうが)
 
 今回僕が選んだのは国産ではないが海外で評価の高いメーカー。総重量440g(スタッフサック込)、ダウン量は230g、800FP。価格は脅威の8000円。実際に手に取ってみてもチープな感じは全くしないし、安物ダウン特有の嫌な臭いもない。ロフトもしっかり膨らんで800FPの数値は嘘ではなさそうだ。簡易マミースタイルとのことだったが、潜り込んでみるとちゃんと頭まで被れるつくりになっており保温力は高そう。足元もボックス構造で窮屈な感じはしない。全体的にしっかりダウンが封入されており、国産メーカーのシュラフと比べても全く遜色はない。
 
 不安を上げるなら、ダウンゆえに濡れた時が心配だが、今回はクロスオーバードームなのでその点もストックシェルターよりは安心だろう。エスケープヴィヴィが240gなので、+200gで暖かい寝床が手に入るなら文句はない。何よりヴィヴィが5~6000円、同クラスのシュラフが20,000前後で売られているのを考えると、送料込、コンプレッション付スタッフサック、保管用メッシュストレージサック付で8,000円は超絶破格ではないだろうか。

 とはいえ道具は使ってみないと分からない。今夏山で使ってみてまたレビューしたいと思います。

 日々錬成 
 
 
20180715193112a18.jpg
 圧縮前で大きさはこんな感じ(雑だな!)


[ 2018/07/15 06:58 ] 道具 | TB(0) | CM(0)

ゆるトラ(ンス)スタイルで行く今季のアルプス


 山での寝床はクロスオーバードームに決定。となるとシュラフもエスケーヴィヴィじゃなくて夏用の超軽量シュラフを持ちたくなるし、マットだってちょっと厚めがいい。そうなると25リットルザックでは若干余裕がない。この際だからザックもちょい大き目がいいなってことで45リットルぐらいを選ぶことにした。
 もともと45リットルは持っているのだけど、ゆるトラ(ンス)スタイル(勝手に命名)にはちょっと重い。1kgを切る重さで劇的に軽いってわけではないけど、この重さでこの機能と作りは時代も進んだなあと思わせる。

 ここ数年はトランススタイルだったので、ちょっと重さや容量に視野を広げてみてみると、全く凄いザックがたくさん出ている。1kg以下なんて当たり前。パラメータを軽さに全振りしてフィット感や使い勝手を削ったザックなんてのはもう全然見かけない。軽くてフィット感良くて使い勝手も良い。そんなザックがたくさん出ている。目的が一つになると視野(選択肢)も狭くなってしまうが、ちょっと広げるだけでこんなにも素晴らしいザックがたくさん出ていたのかとちょっと反省してしまった。

 今年はゆるトラ(ンス)スタイルで行く予定なので寝床も布団も快適志向。多少重くかさばっても快適に山行出来る装備で行きたい。
 あ、25~30のザックは全く別で、色々お世話になっている方に相談中です。(早くレビューまとめろ)

 日々練成
[ 2018/07/10 20:49 ] 道具 | TB(0) | CM(2)