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富士山の入山料

富士山が世界遺産に認定された場合、現在より10万人以上多い登山者が予想されるという。
ただでさえ人の多い富士山に更に人が増え、混雑やゴミ問題が顕著になる。それを抑制するためには7000円の入山料が必要だと京大の教授が試算した。

もはや富士山はすでに山ではなく観光地となっているだろう。とりあえず登っとこう的な雰囲気で登る人も多いのではないか。僕はそれを悪い事だとか遠慮してほしいとは思わない。誰だって等しく山に登る権利はある。ただそこで起こる事は全て自己責任だと登山者全員が理解してほしいと思う。

7000円の入山料を設定すれば登山者が抑制出来るというのは、7000円のお金を払ってまで登るつもりはない、という人が多いという事だ。そこまで富士山に登るという価値を感じていないのだろう。

僕の大好きな白山は水の豊富な山だ。日本屈指の積雪量となだらかな山容、工事関係者の努力のお陰で真夏でも山中の蛇口をひねれば冷たい水が飲める。2000m後半の山で水が無料でいつでもどこでも飲める山なんか日本中探しても無いんじゃないかと思う。その白山でも近年トイレは任意のチップ制になっている。任意なので払う人も少ない。水も今は無料だが、チップ制にしようという動きもある。僕はどちらも賛成だ。無料だから使い放題というのは間違っているし、少しでも金額を設定した方が価値が分かるんじゃないか。

無くなって初めてその価値がわかるというが、水の無い白山など考えたくない。豊富な水でいつまでも登山者を潤して欲しいと願っている。

富士山も入山料など設定しなくても観光地化する事無く、いつまでも登山者が憧れ、日本人の心の象徴で有り続けてほしい。

日々練成
[ 2013/06/06 19:49 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(0)