FC2ブログ






登山とトレランについて

 以前にも書いたかもしれないが、少し気になる事があったので。

 ここ数年でトレイルランというスポーツはかなり盛り上がりを見せてきて現在は大きなブームとなっている。登山人気から移ってきた人も沢山いるだろうと思う。人気が出てくれば問題も当然出てくるわけで、トレイルランの問題点といえばやはり山を走る事による登山者との摩擦だろう。そしてトレイルランのスタイルに対する否定的な意見も重要なポイントだ。

 僕は自分をトレイルランナーとは思っていないが、見る人によってはトレイルランナーとなんら変わりないかもしれない。自分の安全が確保出来る装備と計画と体力で山に登っているが、小さなザックにボトルだけで山に登る姿を見て否定的な意見を言う方もいるかもしれない。

 トレランとハイカー、どちらもそれぞれの主張があるだろうし、それぞれメリットデメリットがあるだろう。お互いが相手を悪者にして否定してしまっては争いが続くだけだと思う。

 ランナーは登山道でハイカーを見つけたらすぐに歩いてお互い安全にすれ違い、追い抜き、笑顔で挨拶。一言二言言葉も交わせばそれだけでも十分だろう。自分のスピードを誇示して登山者を後ろから無言で追い抜くなんてことはランナーだろうが登山者だろうが決して良い事ではない。

 装備に関しては自己責任。自分が十分無事に帰ってこれる自信があるならトレランザックだけでもいいと思う。荷物を軽くしてスピードを上げ、体力の消耗を防ぐというのも、山での安全に違った方向からアプローチしているとても有効な手段だと考えている。

 この問題に関しては、お互いが相手を尊重し、敬意を払って、互いに意見を聞くだけでほとんどの問題は解消出来るような気がする。

 僕はトレイルランは登山の新しいスタイルではないかと思っている。道具や服装も日々進化しているし、登山自体も進化しているのだろう。10年後にはトレランが登山と言われているかもしれない。

 登山がまだ一般的でない頃、独自のスタイルで山を歩いたあの加藤文太郎はそのスタイルを異端視されていたという。現在の加藤文太郎がトレイルランナーなのかも。

 新しい物事には何かしら否定的な意見はついてまわる。髪の毛を染める茶髪も以前は不良の代名詞のようなものだったが、現在は一般的に受け入れられている。

 何度も繰り返しになるが、お互いが相手を尊重して理解しようとする事が重要だ。自分のスタイルや考えと違うからと敵視していては争いしか生まないし何も進まない。同じ山を楽しむ者同士、仲良くしていきたいと思っている。

 日々練成

 
[ 2014/10/16 06:11 ] 独り言 | TB(0) | CM(4)