何回目だよこの話って話


 先日ニュースで「国立公園内でトレイルランニングの大会が事実上出来なくなる」といった記事があった。トレイルランナー以外の登山者との摩擦が問題になっていて、環境省がガイドラインを発表したとの事。ついにきたかという感じだった。

 GRANNOTEさんのHPに概要が掲載されています。

 僕は山が好きで色々な形で楽しんでいきたいと思っている。夏の速行登山、テント泊、長期縦走、冬山、山スキー。どんな形でも山を楽しんでいきたいと思っている。勿論、他人に迷惑をかけない、自然を大切にするといった事は大前提としてなければならない。自分のスタイルを押し付ける事もしないし、他のスタイルを批難する事もしない。それぞれが迷惑をかけずに楽しんでいければいいだろう。

 トレイルランナーと登山者の摩擦は以前からずっと言われてきた。登山者からしてみれば狭い登山道を猛スピードで下ってくるランナーは恐ろしいだろう。登山者がいればスピードを落として歩き、挨拶すればこんな摩擦を減らすことが出来るのではないか。登山道に対する影響を危惧する声もあるが、重いザックで固い底の登山靴で歩く登山者も少なくない影響を与えている事もあると思う。どちらが悪でどちらが正義とは絶対に言えないだろう。

 以前にも同じような事を書いたが、お互いが敬意を払って相手を理解すればこういう摩擦はとても減らせると思う。私達はこうしたい!邪魔する奴は許さない!では戦争しか起こらない。誰でも自分のやり方があるだろう。相手のやり方と衝突する事もある。そんな時一方的に悪者扱いしては解決はしない。相手の意見を聞き、認めるところは認めて、こちらの意見も聞いてもらう。そうすれば解決の道はあるはずだ。

 鎌倉で起こったトレイルラン禁止の話題も冷めない中、国が主導してトレイルランを制限していく流れは少し乱暴で早すぎると思った。もちろんマナーやルールを守れないランナーもいるのだろう。一部の為に全体が犠牲になっていくケースは他でも沢山ある。

 トレイルランを始めたいと思う人はまず普通に登山を楽しんでみるといいと思う。そこで山でのルールやマナーを学び、それから走り始めれば登山者の気持ちもわかるのではないだろうか。そのプロセスを飛ばしてしまうと登山者をただの邪魔者にしか思えなくなる危険もあると思う。

 自分のスタイルを押し付けたり、見下したりするような事はしてはいけないと思う。それぞれが楽しいと思う方法で楽しんでいるのだから。

 トレイルランナーも登山者も、山や自然が好きで、楽しむ仲間。お互いを尊重して理解しようとする心があればきっとこの問題は解決に向かっていくはずだと思っている。

 自然に、そして相手に敬意を。

 日々錬成



[ 2015/02/17 06:42 ] 独り言 | TB(0) | CM(6)