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登山におけるGPSと紙地図


 自転車に友人から貸してもらったガーミンのデバイスであるエッジ510を装着している。速度や心拍数、ペダルの回転数その他自転車の情報を計測、表示してくれる。そして簡易的ながら、あらかじめパソコンまたはスマホからGPSのログやルートラボのログをいれておけばナビゲーションもしてくれる。地図こそ表示されないがしっかり30m手前から曲がる場所を指示してくれる。ズレはほぼない。5~6年近く前のモデルでもこれだけしっかりナビしてくれるのかと驚いた。

 あらためてGPSは偉大だと感じた。10年前は専用機でしかも見にくい画面でしかなかったのが、ここ数年はスマホの方が感度が良いし、画面も大きく見やすく機能も専用機とはくらべものにならないくらい多い。こういうと必ず冬山では役に立たないおじさんが出てくるが、リチウムイオンバッテリーを使っているスマホの方が実は寒さに強いのだ。(アイポンは知らん)電池容量も現在は専用機よりスマホの方が稼働時間が長くなっている。もはや特殊環境以外ではスマホ以外のGPSを山で使う意義はかなり薄れてきている。

 地図読み技術はとても大切だ。しかし現在においてはその技術の必要性は低くなってきているのではないでしょうか。指先一つで24時間365日自分の位置が分かる方法が誰でも使える現在において、紙地図とコンパスで現在位置を特定する技術を使う場面は本当にあるのか。(それを楽しみとしてやっている場合は違うけど)
 このブログでも何度も書いているが、便利なものは使うに限る。世界中のどこにいても自分の位置が手のひらの中で分かる時代に、道迷いで遭難するなんてのは本当にどうかしている。紙地図とコンパスから地図読みを勉強するのではなく、GPSで自分の位置を確認するところから地図読みを学んでいく時代になったのではないだろうか。登山雑誌でよく地図読み特集をしているが、あれをすぐ使えるスマホの地図アプリ特集!とかにした方がよっぽど多くの人を道迷い遭難から救う事が出来ると思う。

 趣味やトレーニングで紙地図とコンパスを使う以外には山ではスマホのGPSと地図アプリを使うのが第一選択であるのはもはや事実だ。電池が切れたら…もわかるが、夜や視界のない場所で地図とコンパスは役に立たない。現在の山行において、まずはGPS。そしてバックアップとして紙地図というのが現在のスタンダードであると思う。

 日々練成

[ 2018/05/23 20:14 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)