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サプリメントの誤解


 最近はサプリメントも一般的になってきてあらゆる分野でアミノ酸だBCAAだとの記述をみかけるようになった。
 しかしよくよく読んでみるとアミノ酸の効能や作用を誤解したり間違った解釈をしているのが散見される。とくにBCAA(分岐鎖アミノ酸)にかんしては万能薬のような効能があると紹介されていて、中には二日酔いに効く!なんて記述もある。BCAAは筋肉の分解(カタボリック)を防いでくれるのが主な効能であって、筋力アップやスタミナアップの効果はほぼない。まして二日酔いに効くなんてのはなんの効果をいっているのだろうか。

 よく女性向けの情報にプロテインダイエットとか見かけるが、プロテインはたんぱく質であるので、たんぱく質には減量、体重減少の効果はない。
 それと某大手メーカーのスピードアッププロテインやパワーアッププロテインなんてのもまったくの過大広告だ。それを飲み分けたからといってスピードやパワーが個別に上がるなんてことはない。たんぱく質に混ぜ物をしているだけであり、わざわざ使い分ける必要などない。(なにより某大手国内メーカーは高すぎる)

 アミノ酸3000mg!とかうたっている製品は見た目のインパクトは高いが、単位をそろえると3gである。BCAAなんかは体重70kgの人で一度に10gぐらいは使わないと効果は薄い。出来るなら20gぐらいはいれたいところだ。ランニングでは途中のエネルギー補給がしにくいのでカタボリックが起こりやすい。そんなときにこそBCAAを走る前に飲んでおきたいところだが、3000mg(3g)ぐらいではドーズレスポンスからいっても効果はほとんどないだろう。

 最近よくトレラン界の広告で見かける「カツサ○」なんてサプリメントも中身はイミダゾールペプチドであり、カルノシン等の総称のことだ。○ツサプは1本10グラムで1000円(!)ととんでもない」値段。10グラムすべてカルノシンでもないのでぼったくりにもほどがある。カルノシン単体で買うならその数十分の1の値段で買える。

 サプリメントは広告の文面をうのみにするのではなく、その作用順序や生理学を自分で研究すべきだ。自分の目的にあった、正しいサプリメント知識を身につけましょう。

 日々練成

[ 2018/06/20 20:22 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)