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TJAR2018 江口選手の山小屋での無補給完走


 望月選手の無補給完走が話題となったTJAR2018。だがその偉業の影に隠れてしまったが、もう一つの偉業が達成されているのを知っている人は少ない。その偉業とは、江口選手の山小屋での無補給完走だ。

 江口選手はかねてから「学生時代には全て自分で担ぎ上げていた。いつか山小屋での補給をなくしてTJARを完走したい」と言ってた。山小屋での補給無しは完全無補給ではないものの、その次ぐらいにハードルが高い挑戦だろう。野球でいうなら、パーフェクトゲームが望月選手、江口選手はノーヒットノーランに例えると分かりやすい。
 山小屋での無補給はとても難しい。アルプスでの行動食を全て持たなくてはならないのだ。それをOMMの25Lザックに詰めているとはとても思えない程の安定感だった。南アルプスだけを考えても、市野瀬で補給してから畑薙ダムに降りて井川の村まで無補給でいくためには行動食だけでもかなりの量になる。選手は皆、山小屋でのカレーを楽しみに進んでいる。それが食べられない。他の選手が美味しそうにカレーを食べている間、自分は持ってきた行動食だけを食べなくてはならないのだ。それを考えただけでもこの挑戦は大偉業といえる。
 TJAR2014では悔しいリタイアを経験したが、その経験は2016、2018と江口選手をとても成長させたのだろう。

 江口選手本人はとても謙虚であり、持前のキャラクター(いじられ役)が愛されている。普段の山行ではいく先々で遭難者を発見、救助したり、行方不明者を発見したりとまるで探偵の金田一のようだが、その都度適切な処置や行動で多くの人を救ってきた。時にはその小さな体のどこにそんな力があるのかという、遭難者を背負ってアルプスを駆けたりしている。愛され(いじられ)キャラだけではない、強さと優しさを兼ね備えているのだ。なお鬼嫁夫婦も演じていたがイチャlove夫婦である事は既にバレている。

 普段はいじり役に回っている僕だが、今回の偉業達成(しかも4位)には心からの賛辞と敬意を送りたい。ていうかいつの間にそんなに強くなったの!えぐっちゃん!!

 日々練成

 ※望月選手や江口選手の挑戦はあくまで自分自身に課したものであり、他選手と比較して優れていたり、価値があるというわけではありません。TJAR2018に挑戦した全ての選手をリスペクトしています。

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 偉業達成おめでとう、江口選手!
[ 2018/08/31 19:54 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(2)

TJAR2018ヘッドライト考察 (SILVA推し)


 TJAR2018における個人的なヘッドライト考察。
 最も使用頻度が高かったのはヘッドライトの大御所ブラックダイヤモンド(BD)が一番使用されていたのではないだろうか。(市野瀬※デポジットで交換された場合もあり)その次はペツル、この二つのブランドで大部分を占めていたと思う。そして時点でLEDレンザーとSILVAであった。(及川選手のマニアックな選択よ!)
 
 BDは全体的にバランスが良く、モデルチェンジを繰り返してライトとしては熟成の域に達している。ペツルは専用リチウムバッテリーが専用プログラム処理されているのでバッテリー持ちが良く、明るさのバランスも良い。(センサーによる明るさ調整システムが秀逸)LEDレンザーはR8モデルがいち早く18650リチウムイオン電池電池を採用して、明るさと照射時間が抜群だ。

 そんな中に日本ではまだ知名度の高くないSILVAのヘッドランプが食い込んできている。SILVAといえば日本ではコンパスで有名だが、知名度としてはヘッドランプはまだまだ上記のメーカーには追いついていない。

 以前の記事でも書いたが(こちらこちら)、SILVAのヘッドランプはその独自の配光システムで、スポットを作らず周囲をムラなく照らしてくれる。これが夜間の山中ではとても「見やすい」のだ。※配光システムと見やすさについてはトレイルランナー2の記事を参照
 
 TJARのように夜間長時間ヘッドランプ行動をする場合にはこの「見やすさ」が非常に助かる。個人差はあるが、夜間行動が長い人にこそSILVAのヘッドライトを使ってもらいたいと思う。その見やすさに絶対納得するはずだ。(絶対的な明るさを求める場合には合わないので注意)
 巨大メーカーのヘッドランプが支配する中、日本では知名度の高くないSILVAのヘッドランプがTJARという舞台で使用されるのはやはりその性能が信頼されているからだろう。

 ヘッドランプに求めるものは人それぞれ、様々だ。レースでの使用なら明るさは絶対だし、より軽く、コンパクト化を選ぶUL系の人もいる。長時間夜間行動をする人はSILVAのヘッドランプを選択してみてはいかがだろうか。

 日々練成
 
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 TJAR2018 4位の江口選手も愛用。「丁度いい明るさで見やすいんですよー」

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 雨宮選手は2016からSILVAを愛用。今回は単三モデルのクロストレイル3を使用

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 大坪選手もSILVAのクロストレイルEXPLORE2を使用。市野瀬で交換したのかな?
 その他には高島選手もトレイルランナーを使用していた。

[ 2018/08/30 20:53 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(9)

過去のTJARと現在のTJARの話


 TJARが昔と比べて変わってきたという声をちらほら聞く。昔はもっと自由だったし好き勝手やっている雰囲気が良かったと。その感情自体は良くわかるし事実第一回大会と比べて9回目の開催となる2018は大会としてとても大きくなり、メディアの注目もくらべものにならないくらい大きくなっている。草大会と言われる事もあるが、個人的にはもう草大会の規模を超えており、日本でも有数の影響力を持った大会になっていると思う。人気のあるイベントは回数を重ねていけば大きくなっていくものだし、その過程においてより洗練されていくのは当然だ。ある意味では現在のTJARは第一回に比べて大会として洗練されたものであるといえよう。それが以前の大会形態と比べて変わったと嘆くのは個人的には単に懐古主義であると思っている。昔はよかった、自由にやれた。という意見もあるが、大会が大きくなっていき、世間の注目が集まっていくうえでは、ルールとして今まで曖昧であった部分の明文化や、個人の判断に委ねられていた部分もある程度大会側で制限していくのは仕方のない事なのではないだろうか。(特に安全面においては)
 
 TJARの特徴は選手自身が主催者であり、大会は選手個人で完結するというところだ。大会はあくまで個人の集まりであり、たまたま同じ時間にスタートし、同じコースを辿り、同じゴールを目指すという前提がある。なのであくまで全ては自己責任。スタートしたらゴールまで大会側は一切手出しはしませんよ、というのが特徴だ。そのスタイルに惹かれて集まってくるのが選手を目指す人々であると思っている。決して栄光や名誉だけが欲しい人たちではないのだ。

 以前と比べて大会の雰囲気は変わってきたかもしれないが、その根本である自己責任はしっかりと受け継がれ、守られていると今大会をずっと見ていて感じた。少なくとも選手はそれを感じ、守り大会に参加していただろう。
 今大会は新しい風が吹き、次回大会へ向けて大きな変化があった大会であったと思う。(望月選手の偉業についてはここでは割愛)新しいスタイル。初参加選手の躍進(TJARは経験者が大きなアドバンテージを持っている)ベテラン(経験者)の苦戦。これらも全て大会がより洗練されて、より高みへと進んでいく過程で発生した出来事ではないだろうか。流れのない川は淀む。大会もまた常に流れ続けないと内輪だけの透明性のないものになってしまう。「古き良き時代」は己の心の中にだけおいて、僕はさらに洗練されたTJARを見ていきたいと思う。

 次回は2年後2020年。さらに進化したTJARがどんなドラマを生むのか楽しみだ。

 日々練成


 
[ 2018/08/29 20:45 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

アルファ米とビバークレーションの話


山での米と言えばアルファ米だ。お湯(水でも)を入れれば暖かいご飯が食べられるという手軽さと(実際はそう手軽でもないけど)種類のレパートリーが広く、味もそれなりに美味しいということもあって山で食べた事ある人はかなり多いだろう。何よりやっぱり山では米が食いたい!力の出力が違う。多少重くとも僕はアルファ米は山に行く時はほぼ持っていく食料だ。

そんななかで少し前に登場したビバークレーションというモノ。インド米を乾燥フレーク状にして、お湯を入れて2分で食べられるという。食感はリゾットの水分を少なくした感じ。重さやカロリーがアルファ米より優れており、何よりお湯を入れて2分で食べられるというのがセールスポイントだ。
確かに2分という時間は凄い。アルファ米より軽くカロリーも高いというのであれば更に凄い。味のレパートリーは4種類でそれぞれオシャレな名前がついている。1度試してみたいと思っていた。

先日のTJAR2018でスイーパーをする時にビバークレーションを食べる機会があった。時間が限られているので2分という待ち時間はありがたかったし、数食持っていくので容積や重さ(僅かだけど)でも確かにアルファ米を上回っている。で、味の方だが...。

まずい。とにかく不味い。アルファ米を美味しくないと言う人は全く無理だろう。食感もまぁイマイチで、モソモソ感が前面に出て口に入れるのも苦痛だ。
今回はトマト何とかと何とかカレーを試したが、ほんとにこれ食べるの?というレベルだった。残念ながら僕の味覚には全く合わなかった(個人差あり)

個人的に食事はカロリーや調理時間も大切だけど何より食べる楽しみが第一だと思っている。楽しみの重要な要素はやはり味だ。どんなにカロリーや重さに優れていても美味しくない食事は食べられない。モチベーションも上がらない。多少重くて嵩張っても美味しいならそちらを選ぶ。(僕はね)

個人的な差はあるけど、僕は山でビバークレーションを選択する事はないだろう。多少劣っても美味しいアルファ米を持っていく。疲れた時にレトルトのカレーなんか最高のご馳走だし、白米にふりかけでも美味しい。2分を重要視するような山行は僕はしないので、15分時間がかかっても構わない。40グラム程度の差だったら味を考えたら無いに等しい。
ただ、ギリギリまで軽量化したり、数分を惜しむようなスタイルであればもちろん第一選択になるだろう。

自分のスタイルに合わせて食事は変えていけばいい。重さや時間のような数字だけを見て優劣を付けることはあまり良い考えではないと思う。特に食事はね。

日々練成
[ 2018/08/28 06:54 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

常時節制は必要なのか


 節制は必要なのか、という話。
 カリカリにチューニングするトップアスリートは節制によるコンディション調整は必要だと思うし、市民アスリートでも節制による体重コントロールやコンディション調整は必要だと思う。事実、体重をコントロールして絞っている選手(あえて選手と呼ぶ)は動きもキレがあるし軽さによる恩恵を受けることが出来る。
 
 では一年中常時節制が必要なのだろうか。
 僕の答えはNOである。ウエイトトレーニング、ボディビルディングの師匠に聞いた話だが、常時節制している選手で強い、デカイ選手はいない、という。節制して恩恵があるのは大会前の調整期間のみ。それ以外に節制しても栄養が足りないだけだし、年中無農薬野菜ばっかり食べていたって強くはなれないぞという内容であった。
 保存料、化学調味料、合成着色料、防腐剤…。様々な人口添加物があるが、それらを全て避けた食事など不可能に近い。よしんばそれが出来たとしても、それは逆に偏った食事、栄養摂取になってしまうのではないだろうか。

 これは気概の問題かもしれないが、人口添加物まみれだろうが、無農薬野菜だろうが、オーガニックなんたらであろうが、全てを自分のエネルギーに変えるという強靭な意志が必要なのだ。まずはなんでも自分の血肉にする。そして十分パワーをつけたらそこから節制して余分なものをそぎ落としていくのだ。

 そして師匠曰く、節制というのはとてもストレスになる。食べたい物を食べられず、暑い日の夜にエアコンの効いた部屋でビールも飲めない。そんな生活が年中続いたらストレスで身体なんか成長しないのだと。確かに一理あるかもしれない。トレーニングで身体を酷使したなら、そんな時ぐらい好きに飲み食いしてもいいのではないか。節制、減量は短期間でキッチリ終わらせて、普段はがっつりトレーニングに好きな物を飲み食いしてストレスも蹴散らす。そんな生活もまた正解の一つなのかもしれない。

 とりあえず毎日節制はストレスがマッハなので適度にビールもピザも楽しもうと思う。

 日々練成

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勇次郎さんが言ってた、こー言うことだよね。

 
[ 2018/08/27 19:26 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)

初めての有給休暇


 夏の一大イベントも終わりこれから秋に向けて山の季節は加速していくだろう。いつのまにか南アルプスには初霜も降りていたし、すぐに白山も紅葉が始まる。今夏は特に天気が長続きした日が多く、長い山行を楽しんだ人も多いのではないだろうか。
 
 今年のTJARは終わったけど、僕にはまだ今シーズンの大イベントが待っている。久しぶりのトレランスタイルではない、純粋な登山になる予定。食料もお酒もたっぷりもって未だ未踏のルートに挑戦予定だ。今から楽しみでならない。

 そしてちょっとした変化も。20年近く勤務してきて初めて有給を1日取得した。これは革命レベルの出来事だ。今まで正真正銘1日も取った事はなかったので(取れない、取らせてくれない)これからドンドン取りまくってやろうと思う。こうやって誰かが変えないと変わっていかない。黙っているだけでは何も変わらないので。

 日々練成
[ 2018/08/26 06:08 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)

白山ジオトレイル 手伝い


 今日は白山ジオトレイルの最終日。白山ジオトレイルは7日間のステージレースで、白山を中心に7ステージを巡るレースだ。テントやシュラフは勿論、食料まで全て自分で7日分背負わなければならない。これも過酷なレースである。ステージレースにはステージレースの過酷さや楽しさがあり、どちらがつらいというのは決められないが、7日間もの時間を行動し続けるというのはやはり厳しい大会であることに変わりない。
 
 今回縁があって最終日のランカメラを担当させていただくことになった。本当はあと2日ほど入る予定だったが仕事の都合上1日だけになってしまって申し訳ない。

 最終ステージはロードと里山の半々ぐらいのコースで4時間程の実走時間だったが、選手はみな7日間を堪能したようで最終日には様々な感謝の言葉を綴っていた。TJARでのNHKランカメよろしく張り付きでGoproを持って選手の言葉を撮影したが、辛いながらも、それさえ楽しんでしまおうという選手達の強さを感じた。

 時間があればもう何日か撮影クルーとして参加したかったが、今回は1日のみ。次回は是非数日を張り付きで撮影してみたと思う。ジオファミリーのみなさんお疲れさまでした!

 日々練成

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 ジオファミリーのみなさんと
[ 2018/08/25 19:06 ] 大会、レース | TB(0) | CM(4)

もう一つのTJAR物語 円井氏によるTJARコース単独踏破


 所属チームのメンバーであり、実力者であるMH.TRCの円井さんがたった一人でTJARのコースを8日間で踏破した。円井さんはTJAR2018の選考会に合格したが、抽選で落選となったメンバーだ。本戦の時期と被らない様、3日遅れの14日にミラージュランドをスタートして大浜海岸を目指した。大会ではない、たった一人のTJAR。想像を絶する困難があったと思う。ご本人によるレポートが早々にまとめられたので、ご本人の許可を得て当ブログで公開したいと思う。
 文中でご本人は「感動はない」と言っているが、これは自分自身への言葉であって、決してTJARそのものに対しての感情ではないことを補足しておく。このコースに対しての想いは人それぞれであり、決して敬意を欠いた発言ではない事を理解していただきたい。私自身は敬意をもって(ご本人はどう思うかわからないが)円井さんの行動を称えたい。

 日々練成

 リンクを張ってもよいのだけど、負荷がかかるので内容をここにコピペする。

 以下円井さんのFacebookよりコピペ。


1人TJ(勝手にトランスジャパンアルプスレース)の報告(速報版)
公開

1.はじめに
今回、FB(Facebook)で山行経過を報告し(自身のガラケーの都合、FBでのみ、経過報告可能と判明した。TwitterはNGだったが、時間差で妻が代理で投稿してくれた)、応援コメントを多く頂き、それに応える形で、今回の取組みの経緯をここで簡単に紹介・報告したい。
2.TJARと私
学生時代より所属した多摩オリエンテーリングクラブに田中正人氏がおり、田中氏が参加した2004年頃よりTJARの存在を知る(私が管理する情報の共有化Webにも報告あり)。2008年大会では観戦目的で登山し、黒部五郎小舎あたりで宮下、飴本選手らに会えた。最近では妻がTJAR選手の連載を担当している(例:MtSN連載「TJAR2014 30人の勇者たち」)。いつかは出てみたいと思うも、子供が小さく、仕事も忙しく見送ってきたが、だいぶ子供が成長してきたので(2018年で小3)、(2016年頃に)2018年大会に挑戦することにした。
3.抽選外れと1人TJ
TJARに向けて準備を進めるも、30名限定大会で、抽選外れの可能性は分かっていたので、抽選で外れたら1人でやろうと決めていた。TJARの趣旨は、選手各自がレース主催者であり、30人がたまたま同じ日時にスタートする自己完結型のレースだから。大会が用意するサービスは市野瀬デポのみ。なので、1人TJは全く問題ない(今回、結果として、選考会は通過できたが、抽選で外れた)(本戦と同時期に行うと、運営や応援側に影響が出そうで、本戦選手とクロスしないよう考慮)。
4.1人TJの目的
1)コースの踏破(過程の経験)
2)TJAR創設者岩瀬幹生氏や田中正人氏への挑戦(敬意とトレース)(今回のタイムの目標は、2004年田中選手初挑戦時の6日間と2時間)
3)TJAR選手の多くが「感動した」等発言し、大会に魅了されているが、自分は感動するのか、魅力を感じるのか?
5.簡単に結果
2018年8月14日(火)午前0時 ミラージュランド(日本海)スタート
8月21日(火)午後19時07分 大浜海岸(太平洋)ゴール
タイム 7日間と19時間07分
1)コースについて。とにかくスケールが大きすぎた。試走は何回かしていたが、全部通すと全くスケール感が大きすぎ。一番の感想は「これを思いついて実行した岩瀬氏はクレージーだ!」(敬意をこめて)。
2)タイムについて。目標の「6日間と2時間」より1日半以上遅れた。その考察は後ほど。
3)ゴール後の感想。自分は感動しない(感情に乏しい)タイプで、予想通り、ゴールしても(現時点では)達成感、感動は少ない。スタート前から「地獄しか見えない」と発言しており、その予想通り9割はきつい、つらい時間だった(望月選手の言葉を借りるなら、きっとそれが自身を成長させてくれるはず)。
6.準備と調整
1)準備、トレーニング
問題なく進められた。仕事が比較的忙しくない(2018年)3月には自身最高の月間600km超を走り込んだ。アルプスの試走は、2016、2017年で、一通り終えた(未踏区間は、野呂川越~塩見岳くらい)。ただし、毎年4-7月は仕事が忙しく、選考会へ参加するのも相当な苦労で連日の睡眠不足がひどかった。7月は高地順応と登坂力強化で白山に通った。(8日間以内の)完走はできて当たり前、タイムは6日間を切れるかどうか。
2)直前の帯状疱疹
直前、7月末に帯状疱疹という病気になった。幸いなことに、素早く発見し、すぐ病院へ行き、投薬を開始した。8月1週目は、だるさ、眠さで仕事にも支障が出た。ランはおろか、自転車すら乗る気がしない体調。色々調べて、完治まで2-3週間という記述が多く。当初スタートは本戦スタート2日前の8月9日を予定していたが、帯状疱疹の様子により、本戦スタート2日後の8月14日発を第二候補に、さらに出走見合わせ、あるいは出走しても途中リタイアを視野に。(帯状疱疹の神経痛は8月12日くらいに収まった。)
3)直前まで仕事、睡眠不足
4-7月は毎年仕事が忙しい。8月に入っても想定以上に仕事量が多く、結局、仕事の都合もあり、スタートは8月14日を選択した。直前の12日まで仕事に追われた。抽選に当たっていたらまずかった。当初、スタート直前1週間は睡眠負債の返済のため、たくさん寝る予定だったが、それもできず。
7.山行(1人TJ)の評価
全体としては、ミスも少なく、ほぼ問題なかった (例えば試走や練習では、携帯電話を忘れて戻って数時間ロスしたり、地図を落としたりしたが、そういう致命的なミスは防げた) 。その中で思い付けるミスは以下の3つ。
1)直前の調整不足(帯状疱疹と寝不足)(たぶんこの影響で、前半3日間で想定「6日間と2時間」ペースより、約24時間の遅れ)。
2)それ(帯状疱疹と寝不足)に関わらず、当初の「6日間と2時間」計画を遂行しようとして、前半オーバーペース。結果として、特に太ももの筋肉が大きなダメージを受け、最後のロード85kmで失速(ここで想定(6日間と2時間)ペースより約12時間の遅れ)。
3)6日目の晩(百間洞)、プチプチベストを途中で紛失(落とした)ことに気付く。その夜は暖かく、また、それ以降は下界だったため、問題はなかったが、一歩間違えれば、睡眠環境を悪化させる大きなミスになりえた。
8.本戦との主な相違点
基本的には本戦と同じルールに従った。主な相違点は以下。
1)(選考会時、火器バーナーを使ってラーメン食べても、寒さで眠れなかったので)(2018年大会より新たに必須装備に加わった)火器バーナーの持参は見送った。
2)妻が運転する車にデポ用品を入れ、駒ヶ根か市野瀬で受け取る予定としたが、妻や子供の都合で会えない可能性があるので、デポがなくても完走できるよう、スタート時に地図は全て持ち、ヘッドライト用バッテリーも多めに携行した。
9.経過の詳細
池田さん、まとめ、ありがとうございます。お借りして、加筆。
■1日目 8/14(火) 晴れ 夕方より雨
0000 ミラージュランド(富山県魚津市)スタート 妻に加えて、何と同じチーム(MH.TRC)メイトの上田夫妻が駆けつけてくれた。感謝。直前に日本海に指タッチ。
0340 馬場島(ロード区間) 三ヶ所道迷い(間瀬ルートの草むら?、橋渡らずオーバーランで500m行き過ぎ、橋が通行止めでさらに戻る等) まあまあ暑く、汗かく
0630 早月小屋 「疲労と眠さでもうボロボロ」 この時点までで登山道にゴロ寝を数回。70歳?くらいの男性登山者の方が速いくらい、こちらのペースは遅い。 カップ麺の注文、食事、足裏ケアなどであっという間に25分くらい掛かってしまう。
0833 天下の劔岳
0955 剣山荘 カレーライスを食べたが少し残す(この頃から食欲不振) / カニのタテ・ヨコバイで渋滞 晴れて絶景 身体中がもう臭い
1213 大汝山(立山)
1300 一の越 / 立山人気 渋滞
この後、人のいない山 眠くて 顔ゆがめて 片目眠ったまま下る感じで危険
1516 五色ヶ原山荘 やや寒い カップ麺を食べるが、残した。この後小雨。「もう疲労困憊で予定通りの完走は厳しい」と妻にメール
1900 スゴ乗越 薬師岳方面が雷鳴。当初の計画ではこの日は黒部五郎小舎泊だが、全く無理な遅れ。雷雨の薬師に突っ込む気にならず、スゴで寝ることに。寒さで、2時間で起きてしまう。この2時間で、雨雲が消え、ツエルトの外は星空で晴れている。
<2時間睡眠>
2200 行動開始。薬師岳への登り、途中眠くて、2回ほどゴロ寝する。
■2日目 8/15(水) 快晴 午後より大雨
0105 薬師岳登頂
眠いので、何と薬師峠で、今夜2回目のツエルト泊。薄着で寝たので、また2時間で目が覚めて再行動。
<2時間睡眠>
睡眠不足が解消されず、「眠気」「食欲不振」「吐き気」などでペースが上がらない。食欲不振、さらに吐き気は自分にとって珍しい。アクエリアスをチビチビ飲みながら繋ぐ。
歩くスピードもCT(コースタイム)並みに遅くなり、これは完走は厳しいなと。リタイアを考え出す。
黒部五郎岳手前の中俣乗越あたりで、30分ほどゴロ寝。たぶんこれで復活し、ペースが戻る。睡眠大事。
<30分睡眠>
0920 黒部五郎小舎 ここで頼んだラーメンが超絶おいしい。食欲も戻った。
1155 双六小屋 午前中快晴だったのに、急にこの後大雨に
槍ヶ岳への登りは台風並みの暴風雨。まだ1日半しか経っていないが、気のせいか、手足が少しむくみ出したような?
1925 横尾 雨。眠くてここのキャンプ場で眠ることに。当初、毎日3時間睡眠の計画だったが、現在の睡眠不足の状態だとペースも上がらないし気持ち悪いので、記録を狙うより、毎日しっかり6時間ほど眠って完走を目指そうと思う。また多くの選手が参考にしている木村選手は毎日5時間睡眠だったと聞く。寝る前に食事をすると体が温まりそこで眠り、2時間ほどで、寒さで目が覚める。再度食事して再度2時間眠るのサイクル。
<6時間睡眠>
■3日目 8/16(木) 雨のち大雨
0450 上高地 雨  途中の車道で、何と再び上田夫妻の応援。ありがとうございます。沢渡まではほとんど下りなことに驚く(車の運転では気付かず)
0720 沢渡(以降、旧木曽駒スキー場までロード区間) 食堂が開いていて助かった。朝食定食が超絶うまい。
噂のトンネル区間。初めの頃は歩道があり余裕だったが、途中から歩道?の幅が30cmほどとなり、車道を走り、車が来たら、脇によけるを繰り返す。
0900 奈川渡ダム
1228 境峠 / 登りでは歩きながら眠ったり夢をみる
1355 スーパーまると手前約4kmの蕎麦屋で「天ぷらそば大盛り」を食べる(その後、まるとはスルー)。蕎麦屋の先の公衆トイレで妻と子供の応援受ける。
1527 藪原駅 / 大雨洪水警報 この日は2-3回、豪雨の時間帯あり。藪原駅の先で電光掲示板に「大雨警報」とあったり、放送で「洪水警報」と聞こえたり。
1715 セブンイレブンでパンと、今夜だけのために防寒用のTシャツ1枚を買う
1920 旧木曽駒スキー場 夕暮れ(マジックアワー)の木曽駒スキー場あたりの別荘地が、感じが良い。自然と人工の融合の美しさと、そこに感じられる幸せな家族の生活。
<5時間睡眠>
■4日目 8/17(金) 快晴
0508 木曽駒 登山口から山頂までCT約8時間、想定4時間45分のところを、何と3時間半というハイペースで登れる。しかしこのオーバーペースが後に響くことに。
0525 宝剣山荘 カップ麺食べる 妻から聞いていたが、パンが50円
宝剣山荘から空木岳の区間でペースダウン。登りが登れなくなる。高山病かもと思い、吐くことに重点を置いた呼吸法で淡々と登ったり試行錯誤。空木岳の登りはCT 90分を75分?と遅い。
1205 空木岳 
空木岳から菅の台への下りで、下りの筋肉が終わってしまう。この先が不安になる。また眠くて寝ながら下り。途中立ったまま眠っており、登山道に立つ市岡さんと会話するも、(それは夢で)目を覚ますと目の前には誰もおらず。
1545 菅の台 / 脚の筋肉がポンコツに。登り下り平地がペースダウン
菅の台駐車場で、妻の車よりデポを受け取る。主な行為は以下。
1)シューズの交換(同じ種類・サイズ)
2)靴下に穴があいたので交換(同じ種類・サイズ)
3)ふくらはぎが浮腫みだしたので、大きめのレッグカバーへ交換
4)不要となった地図、バッテリー類、ゴミ類(+昨日買ったTシャツ)を預ける
5)右アキレス腱が痛みだしたので、ニューハレテープを貼る
ここからのリスタートは、気持ち的に、ハセツネでゴール直後、体中ボロボロな状態でUTMFを出走する感じ。
家族へは「毎日いつも、やめたいと思っている」。子供に「完走目指して」と言われるも「完走は約束できない。行けるところまで行く」と答える。
1715 コンビニで明日の行動食(パン)購入
1740 すき家で「キムチ牛丼大盛り・豚汁たまごセット」を食べる。
市野瀬へ向かうも、脚は重く、登りは歩きで、途中の中沢峠が遠く、心が折れ、また峠から市野瀬も遠く、再び心が折れる(選考会時は近かったのに)。このコースを考えた岩瀬氏はクレージーだと思う。市野瀬手前で仮眠。起きると、顔もむくみ出したかも。
<5時間睡眠>
■5日目 8/18(土) 快晴
0427 市野瀬(ロード区間) 
ここから南アルプスへ。地蔵尾根の登りの最初で後ろからランナーが来て、聞くと、昨年ミラージュから駒ヶ根を3日間強でこなし、今回は駒ヶ根から大浜海岸まで行くという中島さん。樋山君と同じ職場。共通のラン仲間も多い。この後、熊の平、百間洞のテン場でゆっくりして、最後、大浜まで抜けると言う。30分ほど会話して、先に行ってもらう。
(昨日のように、前半飛ばして後半失速、さらに筋肉が終わることがないよう)序盤から「牛歩」作戦でゆっくり脚を温存しつつ登るよう心掛ける。
1050 仙丈小屋 次の山小屋・熊の平への到着が18時過ぎる可能性を考え、ここで大量の食糧調達を考える。無水カレー大盛りを食べ、さらに普通盛りの無水カレーを再注文。
1141 仙丈ヶ岳
この日は、睡眠も多く取れ、ペースもゆっくりながら、当初の計画タイム通りに進み、天候も良く、珍しく「楽しいかも」と思える(山行中の9割は「きつい、つらい」と思っている)
1720 熊の平小屋 18時に間に合った。カップ麺2つ食べながら、周りの宿泊客と話す。ここではなぜかTJARを知っている・応援している人が多い。もらった情報として、昨夜はかなり冷え込み、氷点下になったり、霜が降りたりした。今夜も寒い予報と聞く。このまま塩見岳を越えて三伏峠で深夜1時より野営する予定だったが、今ここで暖かいうちに眠るのと、より冷え込む時間帯の三伏で眠るのと、どちらが良いか選択に迫られる。自分は寒さに弱いので、ここで今から眠ることを決める。
しかし本日は13時間ほどしか行動していない、まだ夜が早い、疲れていないからか、目を閉じても眠れない。5時間眠りたかったが、3時間目を閉じただけで、21時半頃より再行動。
<3時間横になる 一睡もできず>
■6日目 8/19(日) 快晴
0122塩見岳 塩見岳を北から登るのは初で、明るいときに景色を見たかった
0422三伏峠 / 昨日は脚の筋肉を温存したのに 今日既にまずい
2年前、試走で、三伏峠から静岡駅まで32時間で走った。さらにこのとき紺野選手も私と同じペースで三伏から大浜を走り(信じられないスピード)、5日間と7時間でゴールしている。よってここからは、そのタイムが一つの指標となる。
0625 小河内岳避難小屋 大盛りカレー(半生の玉ねぎ入りの辛口)を食べる。洋楽が流れるオシャレな小屋。
1206荒川前岳 長い長い登り。1-2時間かかるこのような登り、選手達は何を考えているのか?(イヤホンで音楽でも聴きたい)
荒川小屋で荒川丼食べる
1535赤石岳 避難小屋でパン購入。ゴール時刻の計算をする。「大浜ゴールは順調に行けば火曜(21日)の午前7時から正午」と妻にメール。22日(水)朝9時から石川県で仕事がある。
太もものむくみが目立つ。昨日温存したが、再び下りの踏ん張りが厳しく。百間洞山の家まで大きく下る。中島さんに抜かれて良い頃だと思うが。
1740? 百間洞山の家 18時までに間に合ったのでカップ麺2つ注文。ここの山小屋の人は、TJARについて批判的な意見をお持ちだった。
この後、寝る準備中に、防寒用の(手作り)プチプチベスト(2着)がないことに気付く。ザックの外のゴム紐に取り付けていたので、何かの拍子に落ちたことが考えられる。自分は眠る際寒さに弱いのでピンチだが、幸いなのは、明日から下界だということ。山小屋のTシャツを3枚ほど購入することも考えたが、18時を過ぎていたので止める。今夜も5-6時間寝たかったが、2時間の仮眠で我慢しようと寝床に入る。このとき、2014年紺野さんが「ヘルメットは枕にもなった」と言っており、どういうことだろうと考える。ヘルメットをしたまま寝るということかと試してみる。すると、ヘルメットは地面からの断熱になり、頭の高さも心地良い。寝返りしても問題ない。食事→2時間睡眠→目覚め→食事→のサイクルを3回し、結局6時間の目覚ましに気付かず、7時間半ほど快眠できた。ただし起きると、顔のむくみ。日焼けか、唇も変(乾燥と痛み)。手の甲や指に傷が目立ち、テーピングで処理。徐々に痛々しく。これで職場に行けるかなと不安。2時に起床、2時半発。後で確認すると中島さんは、私のテントサイトの一つ上段で、18:30着、2:05発だったとのことで、ニアミス。
<7時間半睡眠>
■7日目 8/20(月) 山は曇り 下界は曇り後大雨
7時間半も快眠できたので、調子良く進める。牛歩作戦で脚を温存しつつ。
0631 聖岳
聖平小屋でカップ麺2つ食べる
1050 茶臼小屋 チャーハン大盛り(2食分)食べる (これ以降、行く先々で望月選手のポスターや特設コーナーが登場)
1230 横窪沢小屋 TJAR選手と応援者の書き込みボードがあり写真撮る。ご主人にお願いされTシャツにメッセージを残す。2年後に選手として出てねと言われるが、答えは濁す。
茶臼から畑薙の下り、下りの筋肉がかなり疲弊し、踏ん張りがきつく、危険な箇所も多かった。今回の挑戦、とにかく山で事故を起こすと、TJARの実行委員会や大会存続に影響を及ぼすので、是が非でも安全に下山することが第一。よって畑薙大吊橋へ無事下山できてホッとした。後は比較的安全なロードと安心する(そのロードの地獄性はまだ分からず)。
1533 畑薙第一ダム(以降、大浜海岸まで全てロード区間)
南アルプスでは山小屋休憩除くとCTの70%程度のスピードを出せたが、畑薙大吊橋から畑薙第一ダムまでのロードを頑張ってもCTの80%で、やばいかもと思い出す。
1555 白樺荘手前の水場で脚をアイシング。アイシングすれば回復して走れるかと期待するが、結果、変わらず。。
18時までなら食事ができると思っていた白樺荘の食堂は15時までで、カップ麺1つと、いくつか軽食を購入。次の食糧調達は静岡市街のコンビニまでできない可能性がある。
500mごとに距離表示看板があるので、500mごとにラップを取って暇つぶし。500mが6分だと上出来、8分に落ちることも。選手の皆さんは何を考え、何をしてここを進んでいるのか。
1950 井川オートキャンプ場 「走ってますが脚が動かなくてゴールは明日昼を目指します」
足先のむくみにより靴が狭くなり、それで足先がマメに。靴紐をゆるめる。これまでプロテクトJ1を5時間に一度塗り、足裏トラブルはほぼ無いが、この1-2日で少し増えた感じ。ただし、足先のマメの痛みは、3分歩けば消える。
小雨だったり大雨だったり止んだりで、ウェアを着たり脱いだりが面倒。
昨夜7時間半も快眠したので、今夜は徹夜で大浜を目指すつもりだったが、歩くこともつらくなり、仮眠したくなる。井川ビジターセンターのバス停で眠る。途中から土砂降りになるも、屋根の下で快眠し、このまま6-8時間眠りたかったが、何とか1時間半で起きて再行動。「ゴールは早くて昼、遅いと晩」と妻にメール。
<1.5時間睡眠>
■8日目 8/21(火) 未明は一時雨 朝から快晴(静岡市の最高気温は32℃)
0039 井川駅 「苦戦中 どこまでも厳しい」
富士見峠への長い登りで再び眠くなる。峠手前で再び1時間半の仮眠。
<1.5時間睡眠>
妻より、井川キャンプ場をほぼ同じ時刻に通過した石田選手や片野選手が、翌朝10時やお昼頃にゴールしたと聞く。自分は無理そうです。
0537 富士見峠 「いつゴールできるのか?」
意味は違うかもだがドラゴンボールの「精神と時の部屋」を思う。時速4kmで85km歩くと何時間掛かるのか? これはどんな拷問かと。(逆に2年前の新藤選手、江口選手はどれだけ速いスピードでここを進んでいたか)
6時過ぎ 静岡の奥島さん(妻が取材で知り合い)登場。応援がてら写真を撮ってくださると。ありがとうございます。急な下りは走る。ただ走っても500mで6-7分掛かるのは距離表示がおかしいのか?
Casso横沢は定休日だった。
9時過ぎ 妻と子供が横沢のトイレで応援してくれる。奥島さんより「このペースだとゴールは16時か17時」と言われる。
日焼けで痛んだ唇にプロテクトJ1を塗ると少しましになる。リップクリームがほしい。
これまで股間トラブルなく、股間にプロテクトJ1塗っていないが、この最終日、睾丸の皮が痛むようになる。
1225 玉機橋 FBの応援メッセージで、夕日ゴールを目指そうと思う。
1425 最初のコンビニ(ファミマ) / 補給と足のケア コンビニで一番欲しかったのはリップクリーム!
1536 千代田消防署 しずはた出張所 奥島さんの計らいで、仕事中の望月さん、谷さんが外に出てきてくれる。感謝。このコースを5日間で走る望月選手、リスペクト。
1648 アラジン 奥島さんの計らいで、店長ほか数名の方が外に出てきている。感謝。
静岡駅手前で、北野さんの友人(高校の同級生)の山崎さんが登場。厳密にはアウトだが、一緒に歩いて色々話をする。このときが一番ペースが速かったかも。
1745 静岡駅 あと5kmが長い。夕日も間に合いそうにない。遅くなってごめんなさい。
大浜海岸の直前、妻、子供×2、奥島さんに加えて、望月さんの奥さん(千登勢さん)と娘さん、簗場さん(アラジントレラン部、冒頭の写真は簗場さん撮影)、私を見て駆け付けた通りすがりの人(本田さん)がゴールで出迎えてくれる。なんと、ありがとうございます。遅くなって申し訳ありません。
1907 大浜海岸(静岡市)ゴール 手作りのゴールゲートまで。ありがとうございます。通りすがりの人(本田さん)によるシャンパンシャワーまで。ありがとうございます。太平洋の水に指先タッチ。本当に長かった。記念写真。そして解散。これまで応援してくださった方々、見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。
その後、お風呂(歩くのが一苦労。立っているとぶっ倒れそう)、妻が運転してくれる車で眠り、朝6時に帰宅、髭をそり、足裏のマメを処理し、そのまま仕事へ。エクストリーム出社。
10.装備
ここでは割愛。
11.感想
大きく思ったことは以下の3点。
1)このコース(とにかくスケールでかすぎ)を思いついて実行した岩瀬氏はクレージー(敬意をこめて)。
2)このコースを5日間前後で走る望月、紺野選手らは凄すぎ。
3)このコースを8日間で完走した選手もみんな凄すぎ。
このレース(TJAR)について自分は、試走の段階から「眠さを我慢する登山大会」「苦しいだけ」「楽しくない」と思っており、自分には向いてないと思っている。今回挑戦して完走したのも、このコースの(8日間以内)完走という宿題か義務みたいなものを果たして、呪縛?から卒業したいという思いもあった(過去のTJAR完走選手と同じ目線を持ちたいという思いもあった)。次の2年間少なくない犠牲や調整を経て本戦に挑戦しても、また抽選外れとなる可能性もある。
自分の中では偉業とも何とも思っていない(偉大なのは先駆者である岩瀬氏。私はそれをトレースした数多くの1人に過ぎない)。レースプランが初日から破綻したので、後は完走に向けて、ミスが無いように淡々と進めていくことになった。結果的には、直前2週間の病気と仕事の波を何とか縫って完走を果たせた。そこは自分を褒めて良いかと思う。
12.謝辞
TJARを知って観て聴いて、刺激を受け、成長させてもらった。過去のTJAR選手、報告書、実行委員会、選考会、一緒に取り組んだ同志、先人たちの会話や行動から多くを学ばせてもらった。特に準備段階から同じチーム(MH.TRC)メイトの仙波憲人氏に多くの助言を頂いた。
その他、全員の名前を挙げることができないが、準備段階、練習、情報交換、山行中のSNSメッセージ、現地応援などで、チームメイト、全国や地元のトレラン仲間、オリエンテーリング仲間、TJAR関係の友人知人、さらに友人の友人、通りすがりの人まで、多くの方々にお世話になったり、応援をいただいた。本当にありがとうございました。
そして何より感謝したいのは妻である。スタート準備もバタバタで、車の送迎をしてもらわないと間に合わなかったかも知れない。ゴール後も夜通し運転してくれ、翌朝の仕事に行くことができた。準備段階からも良き理解者であった。子供を含めて家族の応援に感謝したい。



 
[ 2018/08/24 06:11 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018 7日目 7日と24時間 最終日) まとめ


 井川オートキャンプ場は一般の方も泊まっているので迷惑にならないように須田さんの車で移動。とりあえず雨宮選手がじんきちで寝ているようなのでそこへ向かう。途中富士見峠に向けて行動開始したとの連絡が。道中で選手を応援。皆夜を徹して走り続ける。ここまで来たら行くしかない。
 一通りの選手を応援したら僕たちも眠気で気絶しそうになってきたので(気絶したけど)富士見峠で仮眠することにした。とりあえず選手は井川関門を全員通過だ。ここまできたらゴールまで行ってほしい。

 朝7時に起床して(2時間仮眠)須田さんの車で追走応援。CASSO横沢さんでは選手達がからっぽになったエネルギー補給をしていた。夕方から夜にかけて畑薙に降りると補給ポイントはここまでないのだ。CASSOさんのパンはやばいくらいおいしい。パスタやオムライスも半端ないって。選手でなくとも美味しすぎるだろう常考。

 ここを過ぎるといよいよ市街地が近い。玉機橋を渡ればビクトリーロードが見えてくる。他の車両に迷惑にならないように通過応援だけして大浜へ。ここで選手のゴールを見届けることに。
 大浜海岸ではたくさんの方にお会いできてうれしかった。ブログをいつも見ていてくれる方や、2016のゴールを見てくれた方、声を掛けていただいてうれしかった。

 選手のゴールはどれも良い。何があってもゴールはいいものだ。全てが報われる。推しメンも続々とゴールし、竹内選手のゴールは感動。そして中野選手と細田選手の推しメン二人もギリギリにゴールというドラマ付きでTJAR2018は幕を閉じた。
 
 今は余韻で感想を詳しく書けないが、良い意味でTJARに新しい風が吹いた大会になったのではないだろうか。望月選手のチャレンジ。2014で抽選落ちした垣内選手の優勝。ベテラン勢の苦戦、初参加選手の躍進。新しい装備やプラン、スタイルも登場してこれまでの流れを良い方向に変えてくれた気がする。これからTJARも少しづつ変化してくかもしれないが、根底にあるTJARのスピリッツは選手全員が受け継いでほしいと思う。

 参加されたすべてのみなさん、お疲れ様でした。次は二年後に会いましょう。

 日々練成

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推しメンの星加選手。イケメンがまぶしくて見えねえぜ!

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 推しメン阿部選手(11番を受け継いでくれた)常に明るい表情が印象的

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 男澤選手富士見峠で死亡。じつはこのごろ寝している男澤選手はダミーで本人はNHKのバンで休んでいたとか。

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 足裏の痛みに耐えて進む雨宮選手 今回一番臭かったと思う

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 ベテランの柏木君も終始苦しんだ

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 星加選手の腕のむくみ。アームカバーあとがくっきり

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 道産子の及川選手も元気に進む

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 推しメンの原選手。ブロガーとしてシンパシーを感じるぅ!

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 CASSOさんの気遣いがうれしい。ありがとうございます。

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 意志あるところに道はある 毎大会ありがとうございます。

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 玉機橋を渡る柏木選手

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 片野選手。これむくんだ顔でなくて素顔らしい

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 大浜海岸のゴールゲート

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 柏木選手ゴール 白い!

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 高田選手のゴール 常にマイペースが印象的でした。

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 岡田選手ゴール 二大会連続50代ゴールの偉業である

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 原選手ゴール

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 福山選手ゴール まるとでご一緒できたのはうれしかった(2012DVDシーンの再現)

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 及川選手ゴール 道産子がやりました

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 前回大会のくやしさを跳ね返し、最年長ゴールの大偉業。竹内選手

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 自分のスタイルを貫いた大坪選手。タイガーバームは効いたのかな?

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 推しメンの中野選手 9分前のゴール

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 推しメン細田選手ゴール 誰もが厳しいと思ったがラストスパートで2分前ゴールのドラマ

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 また二年後に
[ 2018/08/23 20:00 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(6)

TJAR2018 6日目 6日と24時間)スイーパーまとめ


 18日~18日深夜

 聖小屋を17時半にスタートする。NHKのカメラクルーも数人張り付きだ。最後尾集団にはドラマがあると狙っているのだろう。
 急いでかきこんだビバークレーションが腹にもたれる…。まずは南岳への樹林帯の登り。夕闇が迫るなかこの時間はTJARで最も緊張し、気が焦る時間だ。暗くなる前に難所を越えたいと思うのは誰でも同じ。南岳へ出ればあとはほぼフラットだ。

 南岳の肩で後ろを振り返ると今までガスに隠れていた聖岳が突然その姿を表してくれた。選手もスイーパーもカメラクルーも思わず全員振り返って息をのむ。その時、スッと遠くのガスが晴れて、赤石岳、荒川岳、塩見岳、遠く仙丈も見えている。眼下には見事な雲海。そしてその雲海に真っ赤な夕陽が沈んでいくところだった。すべてが赤くそまり、南アルプスの巨人達が選手たちを見送ってくれているようだった。

 秋元選手はいよいよ脚が厳しいようだ。ふと、先行していた福山選手、高田選手が立ち止まった。秋元選手に挨拶がしたいという。そう、これはレースなのだ。いつまでも待っていられる時間はない。しかし二人の気遣いに僕は思わずぐっときてしまった。
 秋元選手が追いつくと、三人は言葉少なに会話を交わした。握手をしたらそれぞれの道をいくだけだ。ここで僕は先行2人につき、朽見スイーパーは秋元選手につくことになった。

 茶臼小屋まではすぐだがNHKが選手とスイーパーの間に入っているのでうまく距離を保つのが難しい。21時頃茶臼小屋CPでチェックを受けてすぐに出発。下りは二人共元気でコースタイム50パーセント以下で飛ばしていく。NHKが時折立ち止まって撮影するので邪魔にならないようにするのがめんどくさい。横窪沢小屋手前ではたくさんのヘッドライトが上から見えた。多くの人が応援してくれているらしい。小屋に到着すると恒例のメッセージボードが。小屋番の木村さんも僕の事を覚えていてくれた。いつもTJAR応援ありがとうございます。
 小屋でもあまり止まらずに二人は進む。ここから嫌な区間。僕が選手なら絶対夜間は通りたくない。ウソッコ沢小屋を過ぎると吊り橋が5か所出てくる。最後の渡渉ポイント付近でNHKクルーが数名合流してきた。何事かと思ったら、さらに先の先行していた選手がこのあたりで寝ていたらしい。見ると中野選手、大坪選手、竹内選手だった。おもわぬ大所帯に選手達もどこか心強そうだ。一気に元気を取り戻したみたい。中野選手は川の音がずっと男性ボーカリストの歌と女性の会話に聞こえる幻聴を聞いていたらしい…。ここまでくると幻聴幻覚はあたりまえか。

 23時にヤレヤレ峠到着。竹内選手もベンチに腰掛け一息のようだ。前回より全然元気。いよいよ吊り橋だ。選手とクルーを優先して僕は最後にわたる。ここでスイーパー業務は終了だが、朽見君がまだ上にいる。電波がないので連絡が取れないが、百戦錬磨の彼なら大丈夫だろう。須田スイーパーも追いついてきて沼平ゲートから須田スイーパーの車で井川オートキャンプ場CPまで送ってもらえることになった。井川CPに着いたら本部へ経過を連絡。とりあえずは事故なく業務を遂行出来て安心だ。仮眠したいところだが、走っている選手を見るとそうもいかない。軽く休憩して須田さんの車で応援に回ることにした。
 
 選手たちはいよいよ地獄のロードに入る。疲弊しきった身体にどこまでも単調なアスファルトが襲い掛かる。TJAR最後にして最恐の区間がついに始まった。

 日々練成

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 振り返ると聖岳がその姿を見せてくれた。

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 見事な雲海と夕陽。

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 南アの巨人達に見送られ、痛む脚で前へ進む秋元選手(後ろは朽見スイーパー)

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 ヤレヤレ峠でカッパを脱ぐ竹内選手。思わぬ大所帯に、南ア深夜の山中も賑やかになる

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 ついに始まった地獄のロードを進む選手たち

[ 2018/08/22 21:00 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018 5日目(5日と24時間)スイーパーまとめ


 5日目(17日~18日)
 トップグループは仙塩尾根を越えて熊の平へ。中位以降は市野瀬から仙丈ケ岳を目指して進んでいった。
 僕は三伏峠からスイーパーの役目があるため鳥倉へ移動。装備は万が一を考えて2人分のビバーク用品と二人二日分の食料で12kgほどを45Ⅼのザックに詰めた。

 三伏峠ではスタッフの方が続々と到着する選手の対応をしていた。数人の選手は小屋前で名物のカレーを食べている。推しメンの星加選手はカレーと蕎麦のダブルをペロリだ。高田選手、中野選手、大坪選手、岡田選手と竹内選手も到着して和やかな食事タイム。TJARではこういったシーンも楽しみの一つだ。しかしここを出発すると南アルプスの巨人達、荒川岳、赤石岳、聖岳が待ち受ける。大きなアップダウンを繰り返す行程は疲労した選手には過酷だ。選手は覚悟を決めて三伏峠を出発していく。

 高田選手、中野選手はここで睡眠を確保。20時以降の夜間出発の予定だ。スイーパーの朽見さんも到着し、僕たちも2時間ほど仮眠する。予定通り高田選手は20:30に。中野選手は21:30に出発した。僕たちも中野選手に続いて三伏峠をスタート。気温は低く、下草には霜がついている。しばらく進むと秋元選手が道端で行き倒れ。中野選手と最後尾を入れ替わる。秋元選手は疲労しているのかなかなか進めないようだ。途中道端で行き倒れの福山選手と入れ替わる。高山裏避難小屋ではTJAR選手用の休憩場所とメッセージボードが。こういった応援は本当に嬉しい。(サスケありがとう!)

 荒川岳への登りは福山選手、秋元選手も苦戦していた。夜明けに少し遅れて登頂。しかし寒い!(この日は初霜だったらしい)早々に荒川小屋へ下る。小屋ではスタッフのゆーぞーさんとたかこさん達が待機。ご主人は僕の事を覚えていてくれていた。ありがとうございます。
 小屋で食事を終えた二人は早々に出発。赤石までの登りはそれほどスピードは出ないながらもしっかりと登る。秋元選手は食事で元気が出たのか足元もしっかりしてきた。赤石避難小屋の親父さんは相変わらずだ。いつもありがとうございます。ここでは小休止しただけで百間洞を目指して二人はスタート。ガレた足場を着実に進む。百間洞でトンカツを二人共食らう。ここでのエネルギー補給は南ア最後の巨人、ラスボス四連発に向けて大きなエネルギーとなる。スイーパー達もあわただしく行動食を食べる。ここまでほぼノンストップ。12時過ぎに百間洞をスタート。聖平小屋の食事時間まで時間はないがなんとか間に合ってほしい。しかし僕たちに出来ることは見守る事だけ。やきもきしながらも心の中で選手たちを応援する。

 聖岳は赤石方面から登ると単体では登れない。中盛丸山、小兎岳、無名ピーク、兎岳と4つの前ボスが立ちふさがる。どれも標高差があり脚をもっていかれる。その後に登場する聖岳はまさに南アのラスボス。時折ガスにまかれて肌寒い空気を感じる。
 福山選手は聖岳手前で疲労と眠気がピークのようで道端で行き倒れ。秋元選手は着実に聖岳のピークを踏んだ。

 聖平小屋までの下りで先行していた高田選手が一般登山者の足の手当をしていた。どうやら捻挫したらしい。須田スイーパーが登山者の荷物を持って一緒に下山することに。朽見さんは秋元選手につき、僕は一足さきに小屋にこの件を知らせに降りた。(うまく連携できて事なきを得た)

 聖平小屋は多くの登山者でにぎわっていた。知り合いのヒロ君夫妻にもお会いする。
 高田選手、福山選手、秋元選手も食事してエネルギー補給。ここを出ればもう時間的に補給はできず、一気に畑薙大吊橋まで降りなければならない。時間も日暮れを迎え、関門時間も迫って後方の選手にはいよいよ厳しい時間になってくる。

 いよいよTJARの最も厳しい夜を迎える。

 日々練成

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 推しメンの星加選手はカレーと蕎麦をペロリ

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 最後の和やかな食事タイム

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 高山裏避難小屋のメッセージボード。ありがとうございます。

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 夜明け直前の荒川岳を登る二人の選手

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 朽見スイーパーと夜明けの荒川岳北面カール

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 荒川岳から富士山の展望

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 中島さんと平出さん。ピオレドールのお二人と(私事ですみません)

 
[ 2018/08/21 21:09 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018より帰宅

三日間更新出来ずすみませんでした。

今朝静岡から日本海側に無事帰宅しました。そして今日から仕事という社会復帰。慌ただしい中でもTJARの余韻はまだまだ自分の中にあります。

今回はスタッフでの参加でしたが、選手達がボロボロになりながらも進む姿はとても心に響きました。(本人達は辛さの方が多いですが...)

まだまだ後片付けも終わっておらずとりあえず帰宅報告まで。

選手状態が4日目で止まってしまってすみません。明日から5日以降をまとめという形で綴って行こうと思います。

日々練成

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完走者を迎えたゴールフラッグ
[ 2018/08/20 20:33 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(4)

TJAR2018 4日目選手情報


市野瀬のCPである入野屋さんはさながら野戦病院。しかし深夜を過ぎると一人また一人と選手が南アルプスへスタートしていく。皆ある種の覚悟を決めた顔だ。市野瀬を出発すると下山は90km先の畑薙ダムだ。最後にして最大のアルプス超えをする事になる。ここからがTJARの本当の始まり。足裏に大量のマメが出来ている選手。脚の筋肉、靭帯を痛めている選手、体調が優れない選手、誰一人として無傷の選手はいない。次に下界に降りるのは2日後。全員無事に降りてきて欲しい。

そして今日は忘れ物の多い1日でもあった。優勝にワンチャンあった男澤選手が地蔵尾根の途中でレインウェアを忘れたことに気が付き痛恨の逆走。しかしこれを取りに戻る事を考えたらその判断はさすがTJAR選手。数時間を無駄にしたが敬意を表したい。
そして岩崎選手は一旦市野瀬CPに入ったがGPS端末を落としたことに気が付きこれも逆走。市野瀬で時間が無くなり、十分な補給休息を取らず南アルプスへ向けてのスタートとなった。

色々とハプニングやアクシデントもあったが、ここまで全員が関門を通過。ここまで天候に恵まれない大会だが、最後の三日間は好転の予想。トップ争い、望月選手のチャレンジもまだまだわからない。ここ数回大会なかった展開が起こっている今大会。選手の無事を祈りつつ、フィニッシュまで見届けたい。

日々練成

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北ア、南アスイーパーズ
[ 2018/08/16 20:48 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(3)

TJAR2018 3日目選手情報


中央アルプスを超えて続々と選手が駒ヶ根に降りてくる。中央アルプスは風雨が強い時もあり皆苦労したようだ。駒ヶ根市内では食事や休憩を取り、中間地点である市野瀬を目指して進む。
北アルプス、70kmのロード、そして中央アルプスを超えてから再び26kmのロードが始まる。疲労した身体には僅かなロードの距離さえ辛い。皆この辺りから本当のTJARを知る事になる。そして経験者は楽しい思い出に隠されていた辛さを思い出す。ここからがTJARの始まりなのかもしれない。

すでにトップグループは市野瀬を出発して南アルプスへ歩みを進めた。中位以降は市野瀬で体制を立て直し、長大な南アルプスへ挑む。市野瀬はさながら野戦病院だ。今年もこの風景が静かな村を賑わす。

日々練成

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TJAR名物、野戦病院市野瀬
[ 2018/08/15 22:16 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(2)

TJAR2018 3日目選手情報

上高地の関門は全員が通過。
選手の状態は概ね良子の様子だが、中には足裏にダメージを負っている選手も。トップは近内選手が20:50駒ヶ根に到着。続いて垣内選手、船橋選手が23時現在到着している。依然としてトップは混沌としている状態。

中位以降はほぼ横ばいが続く。最後尾竹内選手はまるとでもりもり食べて出発。岩崎選手は予定通りとのこと。大坪選手は飄々と辛さを感じさせないのが印象的。三日目はスーパーまるとさんが賑わった。食べるシーンの多い日だった。これから夜間の中央アルプス。いよいよレースは疲労が出てくる中盤に入る。

日々練成

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TJARで毎回お世話になるスーパーまるとさんでの食事シーン
[ 2018/08/14 23:29 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018 2日目選手情報

21:30現在、最後尾竹内選手が槍ヶ岳CPを通過。
これにてTJAR2018全選手が槍ヶ岳を通過。関門は上高地の14日午前8:00。

現在のトップは№3吉藤選手。2番手には№22男澤選手がつけていたが夜間の仮眠で後続と合流し現在はプロトン。近内選手が元気に吉藤選手を追っているがどうなるか。

中位以降はほぼ横ばい。上高地で仮眠して明日の早朝から再びレースが動き出すと予想。

まずは上高地関門を全員通過して欲しい。

日々練成

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カメラが来るとキャラを作り出す男澤選手
[ 2018/08/13 22:38 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018 1日目選手情報


 今日の午前0時にスタートしたTJAR2018。僕は都合で北アにはいけなかったが、カメラマンのさとみんが続々と選手情報を送ってくれたので限定的だけどここで紹介。(一部はTJAR公式と被ります)
 
 初日はガスが多めの天候で風もそこそこあり寒さを感じた選手も多かったようだ。山の日にかけた連休ということで剱岳は渋滞。剣山荘まで時間がかかり、全体的にゆっくりとしたペースで選手は立山から一の越へ。
 トップは№20石田選手。ベテランらしい安定したペースで初日は黒部五郎小屋を目指す。二番手には№3吉藤選手がトップを追う。三番手につけていた№4江口選手は初日は薬師峠でビバークの様子。トップと2位の二人以外は薬師峠とスゴ乗越でビバークが大半のようだ。後方では最年長の竹内選手がゆっくりとしたペースで進んでいる。
 注目の№18望月選手も初日はスゴに届くペースのようだ。

 天気はイマイチなものの暑くなく行動しやすい気温で、大きな後れやアクシデントはなく初日は夜を迎えた。これから早朝に向けて2日目のマネジメントが今後の順位を分けてくると思われる。(№22男澤選手はスゴをすでにスタートか?)
 
 二日目は上高地に降りれるかどうかが関門通過の鍵となる。標高の高い場所での仮眠は誰もが避けたいところ。長い西鎌尾根から槍沢の下り、上高地までの林道をどう攻略するか。また、上高地からいよいよ70kmのロードが始まる。涼しい時間帯に少しでもロードは進みたいところだ。この辺の時間管理も各選手の考えが現れて面白い。出来るだけ進むのか、あえて休んで巻き返すのか。それともすでにギリギリの状態なのか。初日に頑張りすぎると反動が怖い。選手の行動に注目だ。

 日々練成

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 元気な2014組 №19雨宮選手、№5佐幸選手 さとみん提供

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 15kgの荷物 №18望月選手 さとみん提供

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 初出場 №10及川選手 さとみん提供
[ 2018/08/12 06:56 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018今夜スタート

今夜、TJAR2018がスタートする。
選手全員、無事故で行ってらっしゃい!
僕も明後日から応援に行く予定なので選手の情報は随時アップします。

日々練成
[ 2018/08/11 21:35 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

TJAR2018 明後日スタート


 いよいよ明後日の午前0時にTJAR2018がスタートだ。僕は仕事でスタートには行けないので残念だ。スタート会場の魚津市には選手がどんどん集結していることだろう。今年も概ね天気は良いようで、好記録や新記録が期待できるかもしれない。(スピードやタイムの話ではなく)
 僕も微力ながら南アルプスでお手伝いをさせていただきます。大会が最後まで事故なく終わるために様々な方のご協力をよろしくお願いいたします。

 日々練成
[ 2018/08/10 06:28 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

AEGISMAX シュラフ イージスマックスシュラフ 


 白山でも試していたが、シェルター内での使用は初めてのAEGISMAXダウンシュラフ。立山雷鳥沢の気温は12度か10度いかないくらい。テン場では皆ダウンを着ているような状況だ。夜間はちょっと風が強く吹く環境でシングルウォールのシェルター内(クロスオーバードーム)での使用レポート。
 
 シュラフはイージスマックスmini。amazonではウルトラライトマミータイプとして販売されているタイプだ。総重量440g(コンプレッションスタッフサック込)ダウン量はメーカー公式で800FPの230g。見た感じはロフトなどから相応の数値だと思われる。
 フードレスタイプ(キルトタイプ)と書いてあるが、実際はしっかり頭まで覆う事ができるのでキルトタイプよりは保温力が高い。(176cmの僕でMサイズで若干余裕有)
 
 マット:OMMのデュオマット。肩から腰までの半身マットで、足はOMMのザックに乗せた。
 服装:上半身 ファイントラックのスキンメッシュ、半袖シャツ、モンベルのサーマラップパーカ。
     下半身 メーカー無しタイツ、OMMカムレイカパンツ、ウール化繊混の靴下。
 
 この状況で朝まで寒さは全く感じることはなかった。特に足先はボックス構造になっているので窮屈感は感じずに暖かい。類似するシュラフよりは若干タイトなつくりになっており、その効果もあるのか保温力が高めな感じだ。頭までしっかり覆うことができ、顔回りも引き紐で搾れるのでより保温性を上げることも出来る。僕はサーマラップパーカのフードを被っただけで暖かかったので顔回りは絞らずだった。懸念だったダウンの臭いは全く感じなかった。これについては当たりはずれがあるとの報告もあるので注意されたし。
 
 標高2200mで8月上旬の雷鳥沢での使用には全く問題ない。夏シュラフとしては文句なしだろう。何よりその価格が魅力。コンプレッションスタッフサックとストレージメッシュサック(保管袋)付きで8,000円台である。注文して1日で届くスピード。ダウンなので濡れが心配だがそこは天候や条件次第だろう。浸水の心配が低いCODなどでなら十分活用する価値はある。ファストハイクで装備のコンパクト化はしたいけど、快適さはそこまで削りたくないなんてときには(できれば予算も)候補にしてみて間違いではない。

 
 ~余計な一言~
 日本のシュラフメーカーは素晴らしいモノ作りをしてくれている。だが海外製品、特にアジアのアウトドア製品の勢いはバカにできない。同じ物なら3分の1の値段で作ってくる。どの道具を使うかはその人次第だが、価格がファーストチョイスになる場合もあるので、勢いに負けないような製品を作ってほしい。

 日々練成

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   つくりも品質もいいよ。あとは耐久性か。
[ 2018/08/09 20:08 ] 道具 | TB(0) | CM(3)

大日岳経由雷鳥沢(真砂岳~内蔵助山荘)


 前日に称名滝の駐車場に停めて車中泊。朝4時に大日岳の登山道をスタート。気温はそれほど高くないが風がないので汗が出る。大日岳の登山道はとても良く整備されていて登りやすい。あっという間に牛首まで。稜線に出る前に夜が明けた。
 稜線に出るとすぐに木道が登場。この辺りはラムサール条約に認定されている湿地帯らしい。すぐに素晴らしい湿地帯が広がり、夜明け直後の幻想的な雰囲気と相まってとても良い風景だ。1時間ちょっとで大日平山荘へ。そのまま大日岳を目指す。沢沿いを登るので何度も渡渉するが水が冷たく気持ちい!高度を上げれば湿地帯の素晴らしい景色。これはとても良い登山道です。ほどなく大日小屋から降りてくる登山者とすれ違う。2時間半ほどで大日小屋到着。剱岳の展望が素晴らしい。雲海の上に出た姿はまるでゲームに登場するラスボスの城みたいだ。

 一息入れたら稜線を辿る。中大日岳では仲の良い三人組のおねーさんと少しお話。七福園ではNOZA君が以前HPに上げていた景色を楽しむ。ここは紅葉の時期に来たい。わずかなアップダウンを過ぎると奥大日岳。トラバース道からはアルペンルートが良く見える!称名廊下は行ってみたいなあ…。トラバースををどんどん下ると雷鳥沢が見えてきた。予定通りに約5時間で雷鳥沢に到着。途中以前お会いしたことのある男性に声をかけていただいた。いつもありがとうございます!
 テントは少なく選び放題なので端っこの平らな場所にヘリテイジのクロスオーバードームを初設営。しかしここの受付は毎度のことながら態度が悪いなあ。頭にきます。

 一息いれたら大走りを上って真砂岳へ。今回の目的である、内蔵助山荘で働いているさっちゃんに会うためだ。ら山荘まで1時間ちょいで到着。久しぶりの再開を喜ぶ。さっちゃんはとても元気そうで小屋生活を満喫しているみたい。だけど期間限定のアルバイトなので明日下山との事。小屋での楽しい話を色々聞かせてもらった。小屋自慢のお蕎麦もいただく。これがまた美味い!小屋も綺麗でとてもホスピタリティのとても高い小屋なのだろう。
 しばらくさっちゃんと会話を楽しんだら仕事の邪魔にならないように撤収。明日の下山が名残惜しそうだ。

 テントに戻ると立山ホテルで働いているTKD君がコーラをごちそうしてくれるというので室堂ターミナルまで往復。TKD君コーラありがとう!雷鳥沢に帰るとやることもないのでしばし昼寝。ガスが沸いてきて太陽が隠れているので丁度良い。COD(クロスオーバードーム)は中が広く快適。と、雨がぱらついたと思ったら突然土砂降りに。ストックシェルターと違って浸水はないと安心していたらファスナーの終点から雨水が入ってくる。ファスナーのフラップが甘く、ファスナーの引き紐を伝って雨が入ってくるのだ。これはいただけないなあ。今回は短時間の土砂降りだったので事なきを得たが、夜間寝ている間の雨とかだったら水没するかも。要改修である。

 起きたら17時手前なのでレトルトカレーとアルファ米で食事。暗くなってきたら持参したハイボールを星空を見ながらチビチビ飲んで就寝。のんびり登山でこんなテントの中にいたのは久しぶりだなあ。
 NEW夏用ダウンシュラフはとても暖かく、10度ぐらいの気温なら全く寒くなく快眠だ。おかげで朝までぐっすりの若干寝坊気味だった。

 次の日は特にやることもなくさっちゃんが降りてくるのを待つ。と、昨日内蔵助山荘に泊まったさっちゃんの友達2人が別山経由で降りてくるというので剣御前小屋までお迎えに。雷鳥坂をエスコートして雷鳥沢に到着。すぐにさっちゃんが内蔵助山荘での仕事を終えて大走りから下山するというのでこちらも途中までお出迎えしてエスコート。

 全員揃ったら室堂へ。途中ソフトクリームをごちそうしていただいた。ごっそさんです!室堂ターミナルから僕は走ってアルペンルートを下る。さっちゃん達はバスとケーブルカーで立山駅まで。
 アルペンルートを走るのは源君と日本三名山1day以来。懐かしいなあ。途中ガスが濃くなってきて八郎坂まできたら完全に雨だ。八郎坂は滑りやすいので慎重に降りる。30分ほどで飛竜橋に到着。あとはジョグって駐車場に帰還。1泊2日で立山をぐるっとまわってきたかたちだ。さっちゃん達は温泉に行くらしいが、時間がない僕はこのまま帰路に着いた。

 初めてのルートで下調べ無しだったが地図上から間違いなく素晴らしいルートだと思っていた。実際にはそれ以上に良いルートで、頑張れば日帰りで立山三山も経由出来るだろう。バスも使うことなく周回できるのでこれからのお楽しみコースに加えたい。
 さっちゃんや友達とも楽しい時間を過ごせた。久しぶりにゆっくり山を楽しむことが出来たし、道具のテストもできて充実した山行であった。こういう山って最高!次はどこへ行こうかな。

 日々練成

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 大日平から夜明け前の大日岳 ここはスキーで来たい。

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 高度を上げれば展望が素晴らしい。

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 大日小屋からの剱岳はまさに天空の城

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 天空のプロムナード

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 アルペンルートと称名廊下が良く見える

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 ここを幕営地とする!

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 内蔵助山荘はとてもロケーションの良い場所だ

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 山菜の天ぷら蕎麦。大変おいしゅうございました(いつもあるわけではないらしい)


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 テントに戻ると土砂降りに

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 夕食はレトルトカレー

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 翌朝、別山からの剱岳

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 アルペンルートを走って八郎坂まで

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 無事下山!
[ 2018/08/08 06:32 ] 登山 | TB(0) | CM(0)

大日岳経由立山 (速報)


 久しぶりの立山は最高だった。ちょっと雨に降られたけどおおむね天気も持ったし、たくさんの人と出会えて楽しい時間だった。道具のテストも出来たので良かった。
 とりあえず報告まで!

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 見る分には素晴らしい存在感(別に血が湧き立ったりしないしwww)
[ 2018/08/07 21:05 ] 登山 | TB(0) | CM(0)

大日岳経由雷鳥沢(報告のみ)


初ルートの称名滝から大日岳経由で雷鳥沢まで。大日岳は登りも稜線も素晴らしい展望を見せてくれた。初ルートはいいね。
今日は雷鳥沢でゆるゆるテント泊。頑張りすぎない山って最高。とりあえず今日は報告まで。

日々練成

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大日小屋からの素晴らしい展望
[ 2018/08/06 18:01 ] 登山 | TB(0) | CM(0)

明日は山(初ルート)

明日は久しぶりの初ルート。
事前情報は地図のみに徹して初めてのルートを楽しみたい。
それではまた明日。

日々練成
[ 2018/08/05 20:38 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)

限界のその先の未来へ


 限界の その先の 未来へ

 望月さんの言葉。
 僕が限界のその先を見たことなんてあるのだろうか。そもそも限界を感じたことすらあるのだろうか。体力的な限界。気持ちの限界。色々な限界があると思うけど、それらは全て自分が作っているのだろうか。ならば自分が何かの限界を超えた、と考えるならばそれは限界のその先に進んだことになるのかもしれない。限界を作ってその前に倒れるのも自分。限界を超えてその先を見るのも自分。
 
 TJAR2018スタートまであと一週間。限界のその先に進む選手達を応援したい。

 日々練成

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 カッコイイとはこういうこと
[ 2018/08/04 06:29 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)

秋の風を一瞬感じちゃったりして


 今日も昼間にランニング。
 が、今日はいつもとちょっと違った。気温は34度で暑いのだが、時折、ほんの一瞬だけど冷たい風がすり抜けていく事があった。(ちょっとB'zの歌詞っぽい)夏の風とは違う、ちょっと角があるような風。あ、これって秋の風じゃないんですかね。
 
 猛暑猛暑と毎日暑さに辟易しながら過ごしているうちにいつの間にか季節は秋に移り始めているようだ。そういや8月7日は立秋だ。立秋は夏が極まり秋の気配が立ち始める日、とある。そう思うと僕が今日感じた風もあながち間違いではないのかもしれない。記録的猛暑といっても確実に季節は進んでいるようだ。楽しい山の夏は一瞬だ。長い冬が終わって残雪がなくなり、さあ夏山シーズンインと思ったらもう秋の気配。お盆の時期が終われば高山帯の草木は色づき始めてくる。そうなればすぐ日暮れが早くなり、あっという間に初雪、そして長い長い冬へと移っていく。山の夏はほんの僅かしかない。

 短い夏を嘆くわけではないが、今楽しめる季節を楽しまなければもったいないというもの。暑いなら暑いなりに楽しみ方もあるのだから、エアコンの効いた部屋でじっとしていないで真昼間に飛び出してみてはいかがでしょうか。(暑い)

 日々練成


 

 
[ 2018/08/03 20:01 ] 独り言 | TB(0) | CM(2)

山と高原地図スマホアプリ au版


 意外と知られていないと思う、山と高原地図のau版。
 いわゆるスマホアプリの一つで、スマホで山と高原地図が見られるというものだ。GPSとも連動していて、現在位置を地図上に表示してくれたりとても便利な地図アプリの一つ。何より使い慣れた山と高原地図をスマホで見られる便利さは群を抜いている。
 通常版なら1エリアは500円かかるが、auのスマートパスに加入しているとなんとこの地図が使い放題なのだ。どのエリアをダウンロードしても使い放題。もちろん機能制限はないし、ダウンロードしておけば電波の入らないエリアでも見ることが出来る。登山ログやルートの取り込みも可能だし、ヤマレコへの連動投稿も可能と便利づくめ。
 スマホのプランでなんとなく加入しているスマートパスだがこんな便利な使い道を知らない人も多いと思う。auを使っているひとはぜひともスマホアプリ版の山と高原地図を使ってみてほしい。

 日々練成

 
[ 2018/08/02 06:31 ] 登山 | TB(0) | CM(2)

8月の朝日は山の上で見たい。


 あっという間に8月だ。先月は酷暑の中250kmほど走ることが出来た。僕は平均して1月に200kmも走らないので気温35度を超える中250km(登山含)を走れたのはそこそこ頑張ったのではないかな。
 8月は登山パートを多めにとって山に行く時間を増やしたい。色々と試したい道具もあるし、まずは今週末は立山近辺をウロウロしてみようかと思う。立山に行くのは去年の夏に報告書と写真集を届けて回った以来かな。スピードは求めずに山を楽しむ気持ちを忘れずに歩きたいと思っている。レースにはレースの、登山には登山の楽しみ方がある。どちらが優れてどちらが劣っているわけではない。どちらにも楽しみと辛さがある。今の僕は登山の楽しみを思い出したいのだ。その時の自分のスタイルで山を楽しもう。

 日々練成


 

 
[ 2018/08/01 19:51 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)