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4分の1


 週末予定の山行は雨のため延期となった。一応ギリギリ明日の朝まで様子は見るがちょっと回復は見込めそうにない。残念だがこれも山だ。
 
 山の天気の話になると、山を始めてから、初めてテント泊縦走に行ったとき(白馬~五竜)、五竜のテンバで男性登山者が話をしていたのを思い出す。何でも登山で予定していた日が晴れに当たる確率というのは約25%なのだという。つまり4回に1回しか晴れないわけだ。(曇りも含むかは知らん)晴れの日を狙っていけば当然確率は高くなるが、1ヶ月前とか数週間前に予定してた場合は4分の1の確率でしか晴れないのだ。そう考えると1シーズン晴天に恵まれた山行というのは限られているわけで、数日のテント泊や泊まり山行が全て晴れるなんてのは1シーズンに1度2度あるかないか、というレベルだろう。
 他の趣味と登山が違うのはこういう側面もあると思う。たとえどんなに素晴らしいルートや、高性能な道具を揃えていても雨だと山の楽しみは激減する。サッカーだって野球だって晴れればいいけど、やっている本人達は雨でもそれほど気にはしないと思う。サーフィンなんて天気が荒れた方が波があって良いというくらいだ。そう考えると登山という趣味は本当に自然に合わせて楽しみが増減するんだと思う。
 
 僕が思う趣味というのは、苦しみやつらさすらも楽しめるようになることだと思う。とある知り合いのサーファーが、「夏だけ海に入る奴がサーフィンを趣味というのはちょっと違う。真冬のしびれるような寒さの海や、全く波のない日にずっと待ち続けることも楽しめてこそ、サーフィンを趣味といえる」と言っていた。僕も同じ考えだ。楽しい事だけしか知らないのではいずれ飽きていく。雨で山に行けない残念な気持ちが次回の山行をより楽しくするのだと思う。
 レジャー(娯楽)とホビー(趣味)の違いはそこだと思っている。

 山の楽しさ苦しさ辛さ、山の全てを楽しめるような。そして登山が趣味ですと胸を張って言える。そんな自立した登山者になりたいと常々思っている。

 日々練成
[ 2018/09/13 20:30 ] 独り言 | TB(0) | CM(2)