SILVA 「Tyto」 シルバ タイト レビュー


 シルバから発売している超小型ライトの「Tyto」を紹介。
 当初は自転車やランニング用の認識灯と思っていたが、実際に使ってみるとこれはかなりの実力派ライトだと思った。

 まずは気になる明るさ。
 点灯させてみるとその照射範囲に驚く。シルバお得意の超拡散光がこのTytoにも活かされている。スポットで照らすのではなく、広範囲をぼんやりと照らすシルバ独特の明るさ。ルーメンの数値以上に明るく、見やすく感じるのはこの独特の超拡散光ならではだろう。
 ライトを地面と垂直に持つと、ほぼ真下から真上まで照らす事が出来た。前方に対しては死角無く照射してくれる。LEDは白色を3灯使用。LEDの上に半透明のカバーが被せてあり、これが超拡散光を生み出している。
 フラッシュモードではかなり速めに点滅をする。比較したPETZL e-ライトの1回に対して2.5回点滅する感じだ。安いライトにありがちな弱いフラッシュではなく、ハッキリ点滅するので遠くからでも認識しやすい。

 操作性はシンプル。
 中央のボタンを一回クリックすると点灯。もう一度クリックでフラッシュモード。もう一度押すと消灯。長押しやダブルクリックの必要はない。クリック感もシルバ特有の指先でハッキリ確認出来る心地よいクリック感だ。独特のボタン位置のおかげで、ザックの中で誤作動する心配はかなり少ないだろう。
 防水性はIPX-6。雨中の使用には全く問題ない。多少水に浸かっても平気だろう。
 取り付けは本体についているクリップで直接取り付けるか、付属のベルクロバンドをクリップに通して何かに巻きつける方式だ。バンドは直系4cmの円柱までは取り付ける事が出来たので、自転車等で困る事はないだろう(TTバイクは知らん)

 使ってみて気がついた事として、認識灯や緊急用だけではなく、積極的に使っていけるライトだと言う事。特に通常の点灯モードでは前述の超拡散光のおかげで17ルーメンながら結構見やすい。本体13gという軽さも相まって、2つぐらい腰ベルトやショルダーベルトに取り付けておけばかなり周囲の状況を確認しやすいのではないだろうか。
 勿論メインとして使ってもいいだろう。ただし経験やアイデアが必要になるのでいきなり夜間登山に投入は控えた方がいいかもしれない。最初はサブライトとして使い、状況に応じて使い分けてみると自分なりの使い方が分かってくると思う。

 重量実測値がベルト込みで16gと公称値より10g近く軽い。公称より軽いライトって珍しいよね。16gなら両ストックに取り付けてもいいんじゃあないかな。面白い使い方になると思う。
 
 このクラスのライトだとPetzl e-ライトが実力実績ではトップだろう。e-ライトは赤色点滅も出来て、巻き取り式のコードリールまで備えている。ライトの角度も変えられるという多機能ライトだ。しかしTytoも独特の明るさやアイデア次第で色々な使い道が出来たりと非常に良く出来ている。どちらがいいとは言い切れない。自分の好みや、状況に応じて使い分けて行くのがいいだろう。

 SILVA Tytoはサブライトや緊急用、認識灯と限定するのではなく、アイデアを膨らませて積極的に使って行きたいライトだ。今回テストしたのは白色だが、赤色バージョンも発売している。こちらはまた違った使い方になると思うので、後日追ってレポートしてみたい。

 日々練成
 
 公称値 17ルーメン(白色タイプ) 25g(付属のベルト含む) 使用電池 CR2032 ×2

 ※実測値 重量 本体13g(電池込み) ベルト3g

 ネット参考価格 1600円ちょい。 e-ライトは4000円弱

 シルバ代理店「ノルディックスポーツ」さん
 シルバライト取り扱い店「アカリセンター」さん


 
 
 IMAG1398_20150717200701cf5.jpg
 パッケージ外観。今回は白色を使用。

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 Tyto本体(電池込み) 13g(!)

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 取り付けバンド込み 16g (公称値より10g近く軽い!)

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 比較用 Petzl e-ライト 26g(電池込み)

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 本体比較 正面

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 上から

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 Tyto照射範囲 壁面まで1mの位置でテスト。 Tytoはムラなく全体を照らしている

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 比較用 e-ライト 壁面まで1mの距離 中央を集中して明るく照らすタイプ

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 LEDの光り方 Tytoは半透明カバーで覆われているので全体的に光っている。

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クリップ部分。 バネとかで取り付けるタイプではないので、無理は禁物。

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 付属のベルクロバンド。直径4cmの円柱には取り付け出来ました。
 

[ 2015/07/22 20:53 ] 道具 | TB(0) | CM(0)

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