山本五十六の言葉

 先日同じ県内の消防で、署長が飲み会で部下に飲酒や裸になって踊る事を強要し、さらに同じ部下に先輩が日常的に暴力を振るっていた事が発覚し署長と先輩がそれぞれ懲戒処分を、その他関係者も一様に処分を受けるという不祥事があった。組織のトップである署長自らが宴席でこのような事をするとはまったく信じられないという他ない。おそらく明るみに出た事はほんの一部であり、まだまだ表に出ないような事がたくさんあるのだろう。


 今の時代、上司が部下に対してこのような事を強要したり、暴力を振るったりなどとは絶対に許される事ではない。パワーハラスメントなどという言葉を超えて恫喝、傷害事件である。消防や警察、自衛隊と聞くとこのような行為はともすれば日常的で容認されているような風潮もあるが、全く持って言語道断だと思う。部下の教育という名目を立てる人間もいるが、そもそも怒鳴ったり暴力を振るわなければ部下を教育出来ない人間は無能の極みである。自分の無能を曝け出しているようなものだ。

 かつて連合艦隊司令長官、山本五十六氏はこう語ったという。

 「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
 なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
 今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない
 いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
 その若者が、こうして年を取ったまでだ。
 だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
 何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ」

 自分がやられて嫌だった事を自分が先輩になったときに後輩に繰り返してはいけない。それは自分が嫌だった先輩に自分がなっているという事である。
 歴史は繰り返すというが、同じ過ちは繰り返さず、常に良い方向に向かわなくてはならない。
 自分がやってきた事は全て正しいのだから従わない人間は全て間違っている、などと言い出したら老害の極み。努々、忘れるなかれ、である。

 日々練成


 
[ 2016/11/18 06:07 ] 独り言 | TB(0) | CM(0)

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