白山一斉登山 越前禅定道


 越前禅定道は福井県勝山市にある平泉寺白山神社から白山山頂まで続く道だ。禅定とは神や仏の住む世界で、すなわち白山山頂を神の住む世界とし、そこへ続く修行道という意味であろう。
 
 白山を開山したとされる泰澄大師は平泉寺白山神社が建ったこの地でお告げを受け、白山へ登ったと言われている。そういう意味でもまさに白山が開山された最初の一歩がここから始まったのだと言える。越前禅定道は現在一部が廃道と化しており、強烈な藪こぎを強いられる区間や、踏み跡の薄い急峻な山道を行く区間もあり、決して一般的とはいえない。市ノ瀬までの距離も25kmに及ぶためかなりのロングコースとなっている。(市ノ瀬からは10km程で合計35kmとなる)

 今回は同行したkouさんの事前リサーチと、道中のナビゲートによりそれほど苦労することなく踏破することができた。感謝しかない。しかし自分の脚で歩いてみて、1000年以上前からこの道を修行のために歩いていた人達がいると思うと、壮大な歴史ロマンを感じ、先人達の偉業や信仰心にとても感動した。市ノ瀬からの越前禅定道(白山正面本道)は砂防新道のすぐ近くにありながらも雰囲気は全く違い、歴史の香りがとても濃く、静かで素晴らしい道だ。左手には釈迦岳、右手には別山の大展望を眺めながらの登りは全く飽きることが無い。

 簡単に登れる砂防新道もいいが、たまには先人達の修行した道に思いをはせながら禅定道を歩いてみるのはどうでしょうか。1000年前に開かれた道を1000年後も同じく歩いてみる。そんな登山も素晴らしいと思う。

 日々練成

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 平泉寺白山神社よりスタート

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 30度超えの気温に急登で汗だく

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 伏拝から藪ゾーンへ突入

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 まだ薄い藪

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 渡渉も何度か。全体的に沢沿い

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 うおおおおおお

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 藪をぬけると延々とロードの登りが続く

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 赤兎山登山口から小原峠を抜けて行く

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 市ノ瀬手前の林道に合流

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 夜の市ノ瀬に到着
 
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 越前禅定道の標柱に真新しい熊の爪あとが!

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 ようやく見慣れた風景。今日も姫様は美神 

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 室堂へ。ここまで35km弱だった
[ 2017/07/10 06:41 ] MH.TRC | TB(0) | CM(0)

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