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TJAR2018 5日目(5日と24時間)スイーパーまとめ


 5日目(17日~18日)
 トップグループは仙塩尾根を越えて熊の平へ。中位以降は市野瀬から仙丈ケ岳を目指して進んでいった。
 僕は三伏峠からスイーパーの役目があるため鳥倉へ移動。装備は万が一を考えて2人分のビバーク用品と二人二日分の食料で12kgほどを45Ⅼのザックに詰めた。

 三伏峠ではスタッフの方が続々と到着する選手の対応をしていた。数人の選手は小屋前で名物のカレーを食べている。推しメンの星加選手はカレーと蕎麦のダブルをペロリだ。高田選手、中野選手、大坪選手、岡田選手と竹内選手も到着して和やかな食事タイム。TJARではこういったシーンも楽しみの一つだ。しかしここを出発すると南アルプスの巨人達、荒川岳、赤石岳、聖岳が待ち受ける。大きなアップダウンを繰り返す行程は疲労した選手には過酷だ。選手は覚悟を決めて三伏峠を出発していく。

 高田選手、中野選手はここで睡眠を確保。20時以降の夜間出発の予定だ。スイーパーの朽見さんも到着し、僕たちも2時間ほど仮眠する。予定通り高田選手は20:30に。中野選手は21:30に出発した。僕たちも中野選手に続いて三伏峠をスタート。気温は低く、下草には霜がついている。しばらく進むと秋元選手が道端で行き倒れ。中野選手と最後尾を入れ替わる。秋元選手は疲労しているのかなかなか進めないようだ。途中道端で行き倒れの福山選手と入れ替わる。高山裏避難小屋ではTJAR選手用の休憩場所とメッセージボードが。こういった応援は本当に嬉しい。(サスケありがとう!)

 荒川岳への登りは福山選手、秋元選手も苦戦していた。夜明けに少し遅れて登頂。しかし寒い!(この日は初霜だったらしい)早々に荒川小屋へ下る。小屋ではスタッフのゆーぞーさんとたかこさん達が待機。ご主人は僕の事を覚えていてくれていた。ありがとうございます。
 小屋で食事を終えた二人は早々に出発。赤石までの登りはそれほどスピードは出ないながらもしっかりと登る。秋元選手は食事で元気が出たのか足元もしっかりしてきた。赤石避難小屋の親父さんは相変わらずだ。いつもありがとうございます。ここでは小休止しただけで百間洞を目指して二人はスタート。ガレた足場を着実に進む。百間洞でトンカツを二人共食らう。ここでのエネルギー補給は南ア最後の巨人、ラスボス四連発に向けて大きなエネルギーとなる。スイーパー達もあわただしく行動食を食べる。ここまでほぼノンストップ。12時過ぎに百間洞をスタート。聖平小屋の食事時間まで時間はないがなんとか間に合ってほしい。しかし僕たちに出来ることは見守る事だけ。やきもきしながらも心の中で選手たちを応援する。

 聖岳は赤石方面から登ると単体では登れない。中盛丸山、小兎岳、無名ピーク、兎岳と4つの前ボスが立ちふさがる。どれも標高差があり脚をもっていかれる。その後に登場する聖岳はまさに南アのラスボス。時折ガスにまかれて肌寒い空気を感じる。
 福山選手は聖岳手前で疲労と眠気がピークのようで道端で行き倒れ。秋元選手は着実に聖岳のピークを踏んだ。

 聖平小屋までの下りで先行していた高田選手が一般登山者の足の手当をしていた。どうやら捻挫したらしい。須田スイーパーが登山者の荷物を持って一緒に下山することに。朽見さんは秋元選手につき、僕は一足さきに小屋にこの件を知らせに降りた。(うまく連携できて事なきを得た)

 聖平小屋は多くの登山者でにぎわっていた。知り合いのヒロ君夫妻にもお会いする。
 高田選手、福山選手、秋元選手も食事してエネルギー補給。ここを出ればもう時間的に補給はできず、一気に畑薙大吊橋まで降りなければならない。時間も日暮れを迎え、関門時間も迫って後方の選手にはいよいよ厳しい時間になってくる。

 いよいよTJARの最も厳しい夜を迎える。

 日々練成

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 推しメンの星加選手はカレーと蕎麦をペロリ

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 最後の和やかな食事タイム

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 高山裏避難小屋のメッセージボード。ありがとうございます。

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 夜明け直前の荒川岳を登る二人の選手

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 朽見スイーパーと夜明けの荒川岳北面カール

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 荒川岳から富士山の展望

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 中島さんと平出さん。ピオレドールのお二人と(私事ですみません)

 
[ 2018/08/21 21:09 ] TJAR2018 | TB(0) | CM(0)

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