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東京ロングライド ~詳細報告~

東京ロングライド詳細報告。

さあ始まります東京ロングライド。
21時に金沢西部緑地公園でみなもっさんと待ち合わせ。15分前にみなもっさん到着。早速準備して行きますよ。

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出発記念。長い行程の第一歩。

21時半出発
金沢市内を通り抜け一路富山へ。
県境の倶梨伽羅トンネルを目指す。道に疎い僕はみなもっさんについていくだけ。裏道を使い快調に進む。勿論、信号を始めとする交通法規は遵守。(重要)

22時半、県境の倶梨伽羅トンネル到着。トラックが怖いのでトンネル内はスプリントで通り抜けます。車のこないタイミングで1.5kmのスプリント。登りスプリントは疲れました。無事に3つのトンネルを通過してまずは一安心。コンビニで一息。

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最初の補給。反射材が光ってます。

23時
ここから射水、富山市内を抜け、す、滑川経由で親不知を目指す。深夜の富山市内は交通量も少なく快適に飛ばす。適宜コンビニで補給。
微妙な追い風が嬉しい。

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富山市内爆走みなもっさん。

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爆走僕。

3時半
海岸線に到着してここから朝日を抜けて親不知の危険地帯へ。
見通しも悪く急なカーブの連続する暗いトンネルを抜けるが、アップダウンも加わり後方だけでなく前から来るトラックもセンターを割ってきて怖い。横を通られる時は一瞬息が止まる。しかし全身の反射材とライトのおかげでこちらを認識はしてくれているようだった。写真撮る余裕は全く無し。ひたすらペダルを踏む。

4時
親不知を無事抜けて糸魚川へ。
この辺りで夜が明け始めた。見た事のない朝焼けが空を染めていた。
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燃えるような朝焼け。思わず一枚。

ここから白馬まで登りか続く。しかもトンネルが連続してトラックが猛スピードで通る道だ。核心部に備えてコンビニでしっかり補給。みなもっさんにはレッドブルが気に入ったようだ。

5時
さあここから登りとトンネルの危険地帯。
十分準備してきたつもりだったがトンネルは想像以上だった。

暗く狭いトンネルが急勾配で延々と続く。おまけにトラックが猛スピードで駆け抜け、トンネル内にエスケープゾーンは無い。ヒルクライムでスピードは上がらず、後ろからトラックが迫る。トラックが横を抜ける瞬間は気圧差で一瞬トラック側に身体ごと吸い込まれ、巻き込まれそうになる。その度にハンドルを握り必死で耐える。登っても登ってもトンネルは絶える事無く、ただペダルを踏む。後ろを走るみなもっさんが監視役になってくれ、トラックが見えるとギリギリまで左側に寄り祈るしかない。

6時半
途中道の駅小谷で休憩。二人ともぐったりだ。みなもっさんがYASUHIRO先生のホームページに僕達の事が書いてあると教えてくれた。なんとしても成功させねばと気合が入る。装備を整え出発。

8時
ひたすらトンネルを耐え抜き、ついに白馬へ。ようやく核心部を抜けられた。ほっとした。二人とも無事で良かった。再びみなもっさんがYASUHIRO先生が僕たちの事を書いてくれていると教えてくれた。本当にありがたい。気合が入る。ヒルクライムで使ったカロリーを補給して出発。ここから通称オリンピック道路を下る。

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白馬三山をバックに。無事危険地帯を通り抜けました。

オリンピック道路は快適だった。多少の登りはあるがほぼ下りで道も広く、交通量も少ない自転車には嬉しい条件。糸魚川からの苦しみがウソのように快適に飛ばす事が出来た。
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下りは気持ちいい!

9時半
有料道路のゲートを抜けここから再び登り。山を一つ越えるルートを走る。いきなりの激坂にガックリくるが炎のシッティングで登る。30分で頂上へ。疲れました。ゼリーを補給しダウンヒル。
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暑い。ボトルの水はガンガン減っていく。

10時半
千曲市へ向けて国道を走る。しかし国道は交通量が多く、なかなか進まない。おまけにトラックも多くて路側帯ギリギリを通過するのだからここでも危ない目にあう。あまりの交通量と信号に全くペースが上がらない。11時を目安に食事を取る事にした。ラーメンと冷やし中華大盛りでエネルギー補給。
再び国道18号を行くがペースは変わらず。サイコンの平均は15kmを指している。しかし道は他にないので行くしかない。上田から小諸へかけてずっと上り坂。国道の混雑したノロノロ運転に加え延々と続く登り坂。おまけに押し戻されるような向かい風が僕らを襲う。もう二人とも無言でペダルを踏むだけ。苦しくて苦しくて勘弁して欲しい。しかし坂と向かい風は容赦なかった。

16時
軽井沢に入る。ようやく登りから解放。最高標高の看板が目に入り一息。長く苦しい行程だった。ある意味糸魚川~白馬より厳しかったと思う。ここから軽井沢バイパスをぶっとばし、碓氷峠ではなく入山峠を目指す。

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5時間の苦しい行程がようやく終わった。笑顔は無い。

16時半
入山峠へ向かう最後の登りをクリアしてようやく最高標高地点へ。ついにここまできました。あとは下りだけです。疲れました。カロリー不足で力が入らない。ここでゼリーをケチったのが後で痛い目を見る事に。

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あとは下るだけ。こんな苦しい登りは初めてでした。

峠を爆走して一気に高崎市へ。ここで今日はホテル宿泊をする事に。スマホで探すと格安で素泊まり出来るホテルが。ネットのみの値段だったが電話で交渉すると快くOKしてくれた。自転車も部屋入れOKで助かった。対応してくれたお姉さんもフロントの方の対応も素晴らしく好印象。宿が決まれば早くシャワーが浴びたい。宿まで12kmが遠い。何やら天気が怪しいが・・・
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in高崎市。ここから事態は急展開。

ホテル「高崎ビューホテル」はとても立派なホテルでした。フロントの対応も素晴らしく、僕たちの無理なお願いも快く聞いてくれて本当に感謝です。19時にチェックインしてすぐさまシャワーへ。ほっと一息。しかし何か身体がおかしい。震えが出て手足の痺れが出てきた。手足に力が入らずフラフラになる。これは低血糖か?すぐにパワージェルを舌下吸収。1分ほどで症状は治まりすっかり元気に。ハンガーノックを甘く見ました。反省です。
天気予報を確認するとなんと明日は雨。台風が接近しているという。これはマズイ。雨の走行は絶対避けたい。ならば雨雲より早く東京へ行くしかない。出発を0時半にして東京入りは6時半とすることにした。残り110km明日はやるしかない。

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高崎市に来たら「高崎ビューホテル」へ!自転車大歓迎です。

みなもっさんと食事へ。ホテル近くのトンカツ屋に入る。ご夫婦で経営されているお店はとても気さくで味もボリュームもばっちり。金沢から東京駅を目指しているというと驚いていた。沢山サービスまでしていただいて大満足でした。「菊の家」さん、おいしかったです。ごちそう様でした。
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味もボリュームも満点でとても元気が出ました。しっかりリカバリーして明日に備えられた。ごちそうさまでした。

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ホテルに戻り2時間の仮眠。0時に起床。僅かな睡眠だったがすっかり元気が出た。水洗いしてウェアも気持ちいい。装備を整え自転車を部屋からだす。短い間だったがとても快適だった。本当にありがとうございます。

さあラスト110km行きますよ。天気予報はやはりよろしくない。ならば急ぐのみ。
深夜の国道をハイペースで飛ばす。ロングライドは深夜に限るとみなもっさんと再確認。
さいたま市内へ入るとトラックが増えてきた。シグナルダッシュに巻き込まれると危険なのであえてトラック後ろについてドラフティングで40km後半のスピードで付いていく作戦が当たりかなり距離を稼げた。

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荒川が見える、東京都だ。ついにきた。ラストまで気を抜かない。まだまだ交通量は少ないので一気に攻める。

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東京入り。ついにここまで来た。ラストは近い。

裏道を抜け水道橋方面へ。
ついに見えた。皇居だ。本当にここまできてしまった。多くのランナーが走っている。以外にも感動よりもうロングライドが終わってしまう寂しさの方が大きかった。

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皇居前にて。もうすぐフィニッシュ。感動よりさみしさが上回る不思議な気持ち。


見えた、赤煉瓦の建物、東京駅だ。本当に終りなのだろうか。信じられない。まだまだ続きそうな気すらする。さぁ、ウィニングランだ。
着きました。総距離460km、走行時間27時間の試練でした。みなもっさんと握手を交わす。東京駅の石碑前でウィニングショット。
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東京ロングライド完遂。

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写真を取ると急に疲れがどっと押し寄せた。早々に自転車を分解して輪行モード。トイレで着替えて新幹線に乗る。まだ実感がわかない。本当に終ってしまったのだろうか。みなもっさんがYASUHIRO先生にメールしてくれて、先生からお祝いの言葉をいただいた。
弁当を買って金沢へ向けて新幹線は動きだす。数時間かけて来た道のりを一瞬で駆け抜けていく。ほんの数時間前まで車窓から見る景色を走っていたとは信じられなかった。
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寝ちゃいました。

家に帰ったが、まだまだ実感がわかない。
夢ではないかとさえ思うほどだ。しかしあの瞬間、あの気持ちはもう一生味わう事は出来ない。心の奥底から湧き出るようなあの感覚はロングライドという苦しみを乗り越えないと味わう事は絶対に出来ないだろう。
本当にやってよかったと思う。困難を乗り越えてこそ成長と感動がある。僕は何を成長出来たのか。今はまだ分からないが、やらなければ何も変わらなかっただろう。振り返れば楽しい企画であった。

あらためて協力いただいた方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

これにて東京ロングライド、完結でありんす。

※画像はみなもっさんのデジカメ撮影が多数含まれています。
 みなもっさん、画像提供ありがとうございました。


日々練成


[ 2013/06/11 18:42 ] 特別企画 | TB(0) | CM(6)

やはり東京ライドは壮絶ですね。
確かに白馬までの道のりは狭い、急コーナー、落差のあるトンネルとドライバー目線でも恐怖を感じることがあります。
後半戦のアップ楽しみにしてます!
あと、す、じゃなくて滑川(なめりかわ)ね(笑)
実は滑川までクルマで後方支援も考えましたが、完全に2人で成し遂げてほしいと、
勝手な思いで連絡しませんでした。
安全のことを考えれば、絶対に声をかけるべきだったのかもしれませんね。
[ 2013/06/11 20:50 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>mamoruさん

コメントありがとうございます。
終わってみれば全てが笑い話ですね。しかし本当に苦しい事もありました。楽な事をしていても感動は薄いと思います。
後方支援本当に感謝です。気持が嬉しいです。多くの人に支えられたと今更ながらに思います。ありがとうございました。
す、滑川に行った時はよろしくおねがいします。
[ 2013/06/11 21:34 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした!
どの写真もステキですね~
最後の爆睡写真がすべてを物語ってる感じですねi-234






[ 2013/06/13 22:36 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> マッハさん

ありがとうございます。
終わってみれば全てが楽しい思い出でした。
次は何をしようかな!
[ 2013/06/14 21:38 ] [ 編集 ]

感動しました

すばらしいサイクリングの内容感動しました。そして羨ましい限りです。
その他の活動もすざましいですね・・・
東京行きの間、いくつもの県を跨いで、じわりわりとゴールへと迫って行くその情景が想像できるようです。
私の地元も走り去って行かれていたのだなあ・・・
と、思うと益々灌漑深いですね。
今後もお怪我などなされないように気を付けて下さい!!
[ 2013/07/03 21:36 ] [ 編集 ]

Re: 感動しました

>OKI さん

ご訪問&コメントありがとうございます

東京ロングライドは一生の思い出になりました。困難に比例して感動も大きくなります。本当にやってよかったと思います。
まだまだ足らない事ばかりですので、今後も日々練成していきます。
是非また遊びに来てください。
[ 2013/07/03 21:57 ] [ 編集 ]

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