24時間以内日本3名山連続登頂「富士山、白山、立山」

かねてからサブスリーさんと計画していた大型企画「日本三名山ワンデイ」
富士山、白山、立山を24時間で登頂しようというこの企画。5月からサブスリーさんと綿密に調整しコースや時間等を検討してきた。それぞれ色々なルートがあるが、時間の制約も多く富士山と白山はそれぞれ富士宮口、砂防新道とメジャーなルートとなった。しかし立山はバスを使えば1時間で山頂まで行けてしまう。それではあまりにも面白くないし、立山アルペンルートは人力で行ってこそ価値があると先生も言っていた。ならばスタートは称名滝から八郎坂経由アルペンルートコースだろう。

移動の時間も調整しいいよいよ計画実行。
しかし前日に天候がどうもよろしくないのでコース変更を検討する。
当日早朝、やはり天候が悪いので逆回りのルートで先に富士山から始める事にした。

※時間等はGPS、写真撮影時間、時計等から総合して記録しています。多少のズレもありますので参考までに。

4日
丸岡ICでサブスリーさんと待ち合わせなので僕は4時起きの仕事が終わるとそのままICへ。荷物を僕のアウトバックに乗せ換え、一路静岡を目指す。高速で時間稼ぎを防ぐためアウトバックのクルーズ機能を使ってしっかり制限速度で巡航する。
静岡に入りまずはラーメンとチャーハンで腹ごしらえ。富士宮市に入るが天候はよろしくない。しかしスカイラインに入る頃には雨も上がっていた。

4日 14時10分
富士宮口駐車場で準備し、記念すべき第一歩から出発。一大企画のスタートだ。
しかし僕は風邪が完治しておらず、登り始めて直ぐ咳と鼻水が酷くなりスピードダウン。サブスリーさんに心配されながら登るがこの企画の成功ビジョンが全く見えない状態にまでなってしまう。しかし我慢して登るうちに冷静さを取り戻し、心拍も安定。大丈夫、いける。
2時間10分で剣ヶ峰へ到着。記念撮影をして直ぐ下山開始。軽快に下って1時間半で下山完了。まずは富士山登頂完了。すぐさま移動開始。ここから福井を目指す。
新東名高速を走り福井北ICへ移動。名古屋を通過するぐらいで眠気に苦しめられた。

fuzi1.jpg
スタート

P1010822.jpg
P1010823.jpg
剣ヶ峰。山頂でご一緒した富士登山駅伝に出場される自衛隊第一空挺部隊のお兄さんと。

P1010824.jpg
勿論、キュゥべぇも一緒だよ!


4日 23時40分
福井ICへ到着。ここから勝山経由で白山へ。

5日 1時50分
天候は悪い。大きな雨粒が断続的に降り続く。別当に到着しスタートするも雨の勢いは強く僕たちを苦しめた。
上下雨具に身を固めて吊り橋へ。出発写真を撮り吊り橋へ向かう。日中から降り続く雨で暗くて見えないが吊り橋下は相当な水量だろう。音が凄まじい。雨もさらに強くなりヘッドライトの明かりのみで足元を確認する。いたるところで登山道が川になりシューズは一瞬でずぶぬれになった。残雪に苦労しながら標高を上げ、室堂付近では寒さと披露で足元がふらつき、視点のピントが合わなくなりやばかった。サブスリーさんが待っててくれて室堂から山頂を目指す。横殴りの雨に足が進まない。雨具の隙間から入る雨でずぶぬれだ。寒い、指先の感覚がなく、雨具の外からでも体温が奪われる。

P1010836.jpg
白山スタート。雨です。

2時間半でようやく山頂だ。歩きなれた白山のなんと遠い事か。深夜で悪天候の白山は僕の全く知らない白山だった。少し恐怖したのも付け加えておく。
奥社でお参りして記念写真を撮ろうとするが横殴りの風雨でとても構えて撮れる状況ではない。手持ちで撮影。悪天候過ぎて逃げるように下山。丁度日の出時刻で明るくなってきたので下山は助かった。雨は強かったが明るくなれば見慣れた白山。走りも混ぜて下山し合計4時間でフィニッシュ。サブスリーさんも僕も濡れまくり。シューズも勿論ずぶぬれ。仕方ない。すぐに着替えて最終の立山へ車を走らせる。6時10分

haku1.jpg
白山山頂。三名山二つ目

P1010844.jpg
無事下山

5日 7時
石川県内は通勤ラッシュに巻き込まれイマイチ思うように進めない。一度給油して立山を目指す。

5日9時50分
称名滝駐車場へ車を止めるが相変わらず天気は雨。雨粒も大きく強い。二人とも雨具装備で八郎坂へ。称名滝はとんでもない水量を放出して吠えていた。

P1010847.jpg
さあ行くぜ立山。

P1010850.jpg
吠える称名滝

5日 10時5分
激雨の中、八郎坂を登る。急登だがそれほど負担にはならない。この時点で残り時間4時間。山頂まではギリギリか。
50分弱で八郎坂を登りいよいよ核心のアルペンルートへ。風が強くガスがいたるところで視界を塞ぐ。雨も強く容赦なく僕達に吹き付ける。歩きと走り交互で進むが、なかなか距離を稼げない。しかしやれるだけの事をしなければならない。時間はギリギリになりそう。後悔しないよう出来る全てを出す。
しかし傾斜がきつくなると流石に走れない。時間だけが過ぎて行くが本当に室堂駅へ向かっているのだろうか。

5日 11時40分
弥陀ヶ原ホテルを通過。相変わらず天候は悪い。

5日 12時21分
鏡石通過

5日 12時41分
天狗平通過

P1010855.jpg
弥陀ヶ原ホテル
P1010860.jpg
やっと室堂。相変わらず天気は悪い。

5日 12時50分
アルペンルートを走り抜け、室堂駅を素通りして山頂へ向かう。
残雪豊富で一部以外全て残雪だった。サブスリーさん先導で凍った残雪に何度かスリップしながら進む。一面ガスで展望どころか自分のいる位置すらロストしそう。しかし流石のサブスリーさん。こんな時でも通いなれた立山をスイスイリードしてくれて助かった。

P1010862.jpg
残雪で登山道が見えない中迷う事無く進むサブスリーさん。流石です。

5日 13時21分
山頂直下の一の越山荘に到着。ここからラストの登り。
疲労もピークだったが残り時間も40分とギリギリ。絶対に完遂する気持ちで急登へ取り付く。

5日 13時50分
山頂直前の社務所到着。
何とか時間内達成かと思ったが、ここからがまさかの核心になった。
身体ごと飛ばされる暴風で立っていられない。這うようにして門にたどり着く。更に四つん這いでも軽く吹き飛ばされる程の暴風。一瞬の油断がアウトだ。
門をくぐるといよいよウィニングラン。サブスリーさんは感極まって涙だ。岩にしがみつきながら奥社前へ。

P1010864.jpg
さあウィニングラン・・・?!

5日 13時53分
雄山山頂。
ついに完遂。やりとげた。時計は開始から23時間43分、24時間以内達成だ。サブスリーさんと握手を交わして座り込んだ。周りは何も見えず、暴風だけが吹き荒れていた。

P1010868.jpg
三名山完遂!

写真撮影もそこそこ。ここにいてはかなりまずい状況になりつつあるので逃げるように下山。風の弱まるタイミングをみて社務所へ逃げ込む。僕はエネルギー不足から若干低体温になりかけて体が震えだした。いそいでゼリーを食べて、関係者にお願いして社務所内で少し休ませてもらった。
10分ほど休憩すると回復したのでダッシュで下山。


14時31分
一の越山荘。
ここまでくれば山影になって風も弱い。山荘は雪か風の影響で一部が崩壊していた。
残雪を快調に下る。やり遂げた安堵感で足取りは軽かった。

15時
室堂駅
走って帰るつもりだったが、称名滝ゲートの時間に間に合わないのでバスで弘法まで降りる事にする。改札で係員に弘法までと告げると「そこからどうするんですか?」と聞かれた。八郎坂を下ると言うと不思議そうな顔をしていた。
八郎坂を降りて称名滝駐車場へ到着し着替えて帰路へ。


今回の企画は内容だけみると誰でも出来そうな内容だが、やってみるとかなり厳しい場面も多かった。計画の詰めの甘さも目立った。特に天気には悩まされた。全国的に天候が悪く、警報が出ている県も多く北陸も例外では無かった。富士山で悪天候は命の危険もあるのでルート変更で最初にして正解だった。

夜間の白山の豪雨と立山の暴風、終始降っていた雨。高速道路移動での睡魔など、障害は多かったがやはり達成したときのあの感動は最高だった。感動の余韻も長く、今も少し興奮している。ハードな事が良い事とは限らないが、苦しさを乗り越えないと感動は高まらない。本当に挑戦して良かったと思っている。

最後に、こんな計画につきあってくれたサブスリーさん、最初から最後まで良きパートナーでした。本当にありがとうございました。

これにて日本三名山ワンデイ、完結なんだから!

日々練成
[ 2013/07/05 23:40 ] 特別企画 | TB(0) | CM(4)

私の中では人間の限界超えています!!
さすがです (。-艸-。)
そして…きゅうべい予想以上の大きさに驚きました*笑
[ 2013/07/07 21:58 ] [ 編集 ]

自分も週末富士山予定でしたが、天気が悪いので見送って、南アであそんでいましたが、こちらも天気微妙・・・天気予報がまったく当てにならない週末でしたね。
それにしても1日で離れたエリアの山3っつって・・・(^^;;

楽しそうなので、次回やるときは声かけてくださいね!
[ 2013/07/08 11:00 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>ひぃちゃん

まだまだ限界には遠いのれす。これからも追い込みますよ!
そしてキュゥべぇは実物大なんだな!
[ 2013/07/08 11:57 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>あべっち さん

コメントありがとうございます!

全国的に天気の悪い週でしたね。
来週から富士山のマイカー規制が始まるので、休みも合わせて最後のチャンスでした。多少の悪天候は仕方ないつもりでしたが、富士山だけでも雨が降らず良かったです。

次の大型企画の時は是非ご一緒しましょう!
[ 2013/07/08 12:01 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hibirensei.blog.fc2.com/tb.php/268-792a7de4