冬季白山登山 敗退

平成24年11月24日 再挑戦 登頂

今年の目標の一つ、冬季白山登山
いよいよ当日だ。夜12時白峰ゲート前。車は僕しかいない。空は昼間の荒れ模様がウソの様に星が煌いている。
身支度を整えて出発。MTBをゲート脇から通していざ市ノ瀬へ。
序盤は快調。ヘッドライトの明かりのみでごりごりペダルを漕ぐ。突如坂道でタイヤが空転し落車しそうになった。なんだ?なんともう路面が凍結していた。タイヤが空転するばかりで進まない。そろそろとトルクをかけながらだましだまし進む。
1時間ほどで市ノ瀬の明かりが見えてきた。ひっそりとしてシーズン中の面影は全く無い。
MTBを路肩にデポしてゲートへ。ゲートは開放していたのでそのまま通過。林道は圧雪してあり靴のままくるぶしラッセルで歩けた。最初の九十九折を過ぎたあたりで圧雪が終了。ここからスノーシューを履く。
しかしいきなりの膝ラッセル。新雪が軽くまったく抵抗なく沈んでしまう。これが別当まで続くのか・・・軽く心を持っていかれる。
しかしこれは序の口。1km進むともう膝上ラッセル。100m進むのに途方も無い時間がかかる。50歩歩いては休憩の繰り返し。何時になったら付くんだ・・・。
2時間ほどラッセルしてGPSで位置を確認するが別当までの500mが遠い。結局別当へは3時間かかった。既に朝の5時近い。出発から4時間半経過。

別当で小休止。チョコを食べてエネルギー補給。心が少し折れそうになる。
意を決してつり橋へ。鳥居でいつもの二礼二拍一拝。吊り橋を渡ると激ラッセル。もはや膝上以上。石段取り付きまで30分かかる。心は折れかけ。体力はあるが気力が萎えてしまう。
石段を越えて中飯場への途中で腰上ラッセル。雪の重さで倒れた倒木もルートをふさぎ、もうスノーシューでは前進不可能。何とかクラストした斜面までと思ったがこれでは進めない。中飯場手前で無念の敗退となった。

下山途中大長山に朝日が差す。素晴らしい、モルゲンロートだ。振り返ると白山の斜面が青空をバックに泣きたいほど真っ白に輝いていた。今日、もう僕にそこへ行く資格はありません。

打ちのめされた心でとぼとぼと林道を帰る。ショックだった。
体力的には問題無いが、まさか心が折れるとは。どこかで無理だと思い始めてしまったのか。
用意周到に準備したはずなのに。
何が足りなかったのか。恐らくスキーでも敗退していただろう。道具のせいにしてはいけない。
技術なのか。経験なのか。心の強さなのか。
今の僕には冬の白山を登る資格は無かった。これは事実。
このままでは終われない。自分を見つめ直して足りないものを見つけるのだ。
再びここへ戻ってこよう。二度と同じ轍は踏むまい。

山は自分の実力を推し量っていただく場所だと思っている。

これが今の僕の実力。
白山、初敗退。

再び挑戦します。

日々練成

平成24年11月24日 再挑戦 登頂

3月 冬季白山登頂


林道
市ノ瀬からの林道。まだ圧雪してある。


膝上膝上ラッセル。雪が軽く、スノーシューが沈む。

腰上中飯場手前。腰上ラッセル。もう進めません。

大長山モロゲン
敗退した僕を見ていたのはモルゲンロートの大長山。


白山朝日
見上げると白山が輝いていた。


白山敗退吊り橋失意の中吊り橋を渡る。ショックで足も重かった。


白山自転車
白峰への帰り道、MTB。 

[ 2012/11/16 23:20 ] 登山 | TB(0) | CM(2)

別当でもうそんなに積もってるんですね
それにこの日はみさごさんだけだったんですね

お疲れ様でした
[ 2012/11/17 21:50 ] [ 編集 ]

マッハえー山 さん

コメントありがとうございます。
別当からはきつかったです。でも誰の足跡も無い新雪に自分の足跡を刻むのは気持ちいいですね。別当までは自分が帰った後綺麗に除雪されてしまっていました。
敗退してしまいましたが、必ず再チャレンジします。
[ 2012/11/18 12:48 ] [ 編集 ]

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