山トレーニング (北アルプスTJAR試走) 前半

北アルプス残りのコース試走へビバークトレも兼ねて。
ビバークトレでは初めて晴れの予報に嬉しくなる。

仕事明けでそのまま折立へ向かう。有峰林道は自転車も考えたがあまりにも時間がないので今回は車で折立へ向かう。到着後準備して登山口へ。愛知大学の遭難碑に手を合わせて登山開始。

13:00 折立登山口
最初の急登もガシガシ登ってあっとうまに歩道のあるなだらかな稜線へ。薬師岳の展望が良く気分も乗って来る。約2時間で太郎小屋へ。ここは素通りして前回の宿題である薬師岳へ向かう。テント場も満杯だ。やはり連休ともあって多くの登山者が訪れていた。薬師小屋をスルーして頂上へ向かう。途中トレラン風の男性とすれ違う。おそらくTJAR関係だろう。

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薬師岳の遠望。初めての好天に気分も上々。

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太郎から。ここまで2時間。さあ薬師岳へ行きます。

15:46 薬師岳
約2時間50分で頂上へ。ようやくこれました。水晶、鷲羽、槍の展望が素晴らしい。薬師如来像にお参りして下ります。薬師小屋で先ほどの男性に追いつく。どちらまで行くのか尋ねると黒部五郎までだという。目的地が一緒じゃないですか。勿論TJARの試走だというのでご一緒させてもらう事に。朽見さんよろしくお願いします。旅は道連れです。

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薬師岳山頂。

色々お話を聞かせてもらってとても勉強になった。もうコースの試走は済んで北アルプスは二度目だという。TJAR参加選手とも一緒に走られた事もあるそうで、いやー凄い方です。装備やTJARトレキャンでのお話も聞かせていただいた。やはりTJAR想定でトレーニングしていると道具や装備も大体絞られてくる。お話を聞く限り僕の装備も間違った方向ではなくて安心した。しかし話を聞けば聞くほど僕なんてまだまだで、選考会どころか書類選考も怪しい状態だ。もっと厳しい条件でトレーニングしないとと改めて思った。

17:57 北ノ俣岳
そろそろ日没。雲海に沈む夕日の横に白山が姿を見せていた。僕の大好きな山です。ジャケットを着てライトを装備して夜に備える。

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素晴らしい夕日。白山もその美しい姿を見せてくれた。(雲海上左側が白山)

18:39 中俣乗越
ヘッドライトを付けて暗闇の中を行動。中俣乗越のコルではテントが一張り張ってあった。黒部五郎までの登りを頑張って登る。ピークには向かわずカール方面へ。稜線上から黒部五郎小屋の明かりが見える。

19:42 黒部五郎岳頂上付近分岐
ここは名前通り大きな石がごろごろして歩きにくい。TJARなら昼間に通過予定なので特に迷うような事は無いはずだが、夜の行動ではペンキマークが見にくく苦労する。しかし朽見さんが先行してくれてサクサク進めた。カール鞍部から小屋方面へ。

20:48 黒部五郎小屋
暗闇の中小屋の明かりが浮かぶ。20時を過ぎたのにまだ明かりがついていた。小屋前まで行くと朽見さんの会社の上司の方が待っていてくれた。小屋の人に頼んで明かりをつけてくれていたらしい。本当にありがたくて胸が熱くなる。
流石に消灯時間は過ぎているので静かに受付してテント場へ。結構テントは張ってある。朽見さんとはここで別行動。明日は槍まで行くので時間が合えばまたご一緒出来ます。今日は本当に心強かったです。

21:00
少し離れたテント場には一張りしかなかったのでここにシェルターを張る。雨風無い中で張る作業のなんと楽な事か。やはり悪天候での設営撤収は大切だと痛感した。
明日も早いのでパンを食べて上下雨具を着てヴィヴィに潜り込む。
22時頃、寒くて寝付けない。無理やり寝ようとするがあまりに寒い。ヴィヴィを出て持ってきたヒートテック上着2着とウール混のタイツを履いてまた寝る。しかし寒過ぎて寝れない。15分おきに目を開けて時計を見る作業が続く。
0時頃ヘッドライトを付けると、なんとシェルター内側に結露が全て凍っている。幕を叩くと氷がパラパラと降って来る。氷点下とか寒いはずです。しかし耐えるしかない。震えながらの1時間が何と長い事か。足先の感覚が無くなり、体を縮めて寒さに耐える。

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この後寒くて震える夜が続く。安っすい歌の歌詞みたいだった。

2時半
起床。結局全く寝れずだった・
ヴィヴィを抜け出して食事を取る。パンをかじってアルコールストーブでお湯を沸かしてコーヒーをすする。ストーブの熱で氷が溶けてシェルター内は見水浸し。ビバークなんてこんなもんです。雨のビバークに比べれば快適そのもの。少しゆっくりして撤収、出発準備。ごそごそうるさくてすいませんでした。

3時半
小屋の玄関で水を補給。小屋の中では早出の人達が準備していた。少し中でシューズを履かせてもらう。

4時
出発。今日は双六経由で槍まで行ってその後は未定。朽見さんに先行させていただく。

5時 三俣分岐
もう日の出間近で周囲は明るい。三俣蓮華岳へ向かう。ここは暗いと迷いそうだ。

5時30分 三俣蓮華岳
ここで日の出を迎える。槍穂と笠の展望が素晴らしい。今日も一日が始まる。頑張るしかない。さあ先は長い、脚はまだまだ大丈夫。少しゆっくりしてしまったので先を急ぐ。

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紅に染まる三俣蓮華山頂。

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槍、北鎌と日の出

日々練成

☆つづく☆
[ 2013/09/23 22:45 ] 山、トレーニング | TB(0) | CM(0)

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