単独行について

先日の冬季白山登山の報告をフェイスブックに載せたところ沢山の人から色々反応をいただいた。
とりわけ多かったのが「なんでそんな事をするのか」「危ない」という意見であった。

「なんでそんな事をするのか」については、雪山に限らず、苦しい思いをしてまで山に登るという行為を指していると思うが、こればっかりはやってみた人でないとわからないだろう。
 僕は大半を体力作りと自分自身を見つめ直すといった思い、残りはそこでしか見れない、感じられない事をしてみたいという思いがある。登っている最中は苦しいし、つらい。だけど頂上に立てば全てを忘れてしまう。降りるときも早く着かないかと考えるが、車に戻るとすぐ次の山へと思いを巡らすのだ。
 登りはきついが、頭の中はスッキリしている。
 余計な事を考えずにひたすら登る時もあるし、様々な事をあらゆる角度から考えている時もある。
 僕は山を登り始めてから自分が思慮深くなったように感じる。
 以前は勢いでやっていた事や、ちょっとした何気ない事でも良く考えるようになった。慎重になったと言えばわかりやすいかもしれない。
 山での単独行はその行動考え全てが自分に返ってくる。当然リスクは避けなければいけないし、最悪でも生きて帰ってくるのは最低条件だ。そういった事に覚悟がなければ山に単独で登るのはやめた方がいいと思う。
 僕は勿論その覚悟はあるし、最低でも生きて帰ってくるつもりだ。
 多人数で行くとどうしても他人に甘えが出てくる。それはそのまま自分のリスクを高める事に繋がる。僕はそういった事を避けたい。なにより、一人の方が気楽なのかもしれない。
 バイクのツーリングや登山を一人で行っているというと、殆どの方が変に思うだろう。
 まして冬山に一人で行くなんて自殺行為に思えるのかもしれない。だが、他人と一緒に行く事で高まるリスクもあるという事を知って欲しい。
 僕は単独行というスタイルを自分自身として確立しているので、今の僕にはこれが最良の選択なのだ。
 自分の行動に責任を持ち、自信は持つが決して驕らず、常に自然に対して謙虚でいる。そういった姿勢でいる限り、今のところ一人でも大丈夫なようだ。

 危険である事を忘れないうちは安全である、とは何に書いてあった言葉だっけ。

ko-hi-.jpg独り雪の山頂でゆっくりコーヒー。なんて贅沢な時間。最近やってないなぁ・・・。 

日々練成
[ 2012/11/27 22:24 ] 独り言 | TB(0) | CM(2)

僕も単独行メインです。
休日が平日という生活をずっとしているので、特に山岳会にも入っていません。
登山の場合、自分の力以上に2,3歩進みすぎると、そこには大きなリスクがある場合も珍しくありません。
ただ、新たな挑戦をしなければ前に進めないわけで、まず1歩分、新たな挑戦をするように心がけています。
経験を積み、スキルを上げていく。
そのリスクヘッジとしてのトレーニング。
みさごさんの考え、良くわかるなぁ~
[ 2012/11/29 23:34 ] [ 編集 ]

>パインキャップさん

コメントありがとうございます。
いつもブログ楽しみにしています。

ソロはどうしても危険というイメージですが、自分で管理出来ているうちはコントロールの範囲だと思っています。
おっしゃる通り、リスクを犯さないと乗り越えられない部分もあるのです。それが経験と判断に繋がっていくと思います。

何よりソロは気軽ですからね。
[ 2012/11/30 11:59 ] [ 編集 ]

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