FC2ブログ






選考会記録 後半

 選考会後半の記録

 0時半にアラームで起床。思ったよりぐっすり眠れた。ビバークで眠るコツはいっぱい食べて身体が温かいうちに寝ること。寒くなって起きたら行動開始とすれば寒さで眠れずに時間だけが過ぎる事もない。
 水を入れておいたアルファ米をモソモソ食べる。ちょっと時間が経っていて食べにくいが水を飲みながら食べる。アルファ米の次はバナナケーキ。菓子パンだがカロリー470kcalで炭水化物は70グラムと超ハイカーボ。混む前にトイレを済ませ1時過ぎにシェルター以外のパッキング終了。雨はずっと降っているようだ。シルバのヘッドランプを点けて1時半にシェルター撤収。みんなも撤収している。1時40分には集合が始まっていたので小屋前に集合完了。点呼を受けてさあ後半スタート。

野呂川越までの急登は後方でゆっくり進む。トップグループは速い速い。ここは急登で岩と木の根が滑りやすく、テープもロストしやすいので慎重に行った方がいいと試走で思っていた。両俣小屋から雨宮さんと横川岳過ぎまで一緒に進んだ。
高望池を過ぎて結構明るくなるが雨はずっと降り続いている。伊那荒倉岳はいつのまにか通過。フキの平を過ぎて2755ピークあたりでライトを消す。稜線は風が強い。そこそこ気温も下がっているようだ。大仙丈ケ岳直下のコルでツェルトを被っている人がいた。何人かが声をかけていたが大丈夫ですというのでそのまま通過。

大仙丈ケ岳から仙丈ケ岳の間はかなり風も強く皆相当寒かったようだ。厳冬期に比べればどうって事はなかった。仙丈ケ岳は予定より10分早く到着。小仙丈ヶ岳方面へ下る。少し下ると一気に雨雲が晴れて青空が。南アルプスは綺麗です。

小仙丈ケ岳からは阪田さん、小野さんと前後しながら進む。小野さんの激下り速い、マジ速い。阪田さんは笑いながら超余裕で進んでる。2位と3位はやっぱり凄いです。

登山者とすれ違いながら北沢峠には予定の10分前に到着。試走の時はゆっくりしすぎたので少し早めに申告していたが丁度良かった。北沢峠の関門でも望月さんにお会いする。先に到着していたGAKUさんが出発。そのうち朽見さんも到着。望月さんに応援をいただいて20kmのロードへ出発。試走で走った時より身体は軽くよく動いた。3kmほど進むとGAKUさんが。しばらく二人で話しながら進む。そのうち朽見さんが追いついて軽快に抜いていった。GAKUさんと分かれて一人旅。
バスの定期便から応援をもらった。よのすけさん?橋手前で米田さんと一緒になりゴール直前まで一緒に進んだ。しかし下界は暑い!

仙流荘へは予定時間の5分前に到着。疲れはなく気持ちいいぐらい。写真撮影をして直ぐに筆記試験。4問で20分の制限時間。ほぼ予想通りの問題で、登山をしていれば常識の範囲で答えられる内容だった。書き漏れの無いように丁寧に答えて終了。食事を注文してお風呂へ。風呂から上がったら食事まで時間があるので塗れた装備を乾かす。

帰りのバス第1便が出発するので先に帰る朽見さん、雨宮さんとミラージュランドでの再会を誓って別れた。

食事の席では西田さんと望月さんとご一緒させていただいた。望月さんから沢山のお話を聞けて勉強になった。
食事を終えて装備を撤収。午後からはWMAJの講習会。普段経験する事の無い山中での応急手当のアプローチを知ることが出来て勉強になった。機会があればもっと詳しく受講してみたい。

16時のバスで駒ヶ根ファームへ。皆とミラージュランドでの再会を願って解散となった。

二日間の選考会、自分が感じたポイントを書いておきます。

・最初のロードは普段からザックを背負って走るトレーニングをしていれば問題なく走れると思います。林道などを利用して自分がどれぐらいのスピードで進めるか普段から知っておくといいと思います。

・地蔵尾根は試走の時にGPSでログを取り、地図に特徴的な地形を書き込んでおきました。平坦なトラバースが何ヵ所かあるので歩測でおおまかな距離を出せるようにしておいたのも良かったと思います。(100m間隔で歩測)地形図にない10m未満の小ピークの場所を書き込んでおいたのでピークに騙される事無く位置をつかめました。仙丈ケ岳から両俣小屋まではピークが連続するのでオリエンテーリングポイントが多くあると予想していたのですが、実際は5個中4個が地蔵尾根でした。これはいい意味で予想外で、ポイントを大きく外す事は無かったと思います。仙塩尾根は岩のピークが何個かあるので試走しないと難しいかもしれません。

・今回の実技課題は足首の捻挫の応急処置でした。持っている物での応急処置だったので自分はテーピングを選択しました。もし無ければシャツを破いて固定するぐらいの対応が必要だと思います。持ってないから出来ないでは駄目だと思いました。

・シェルター設営テストは何度も設営を繰り返せば問題ないと思います。自分の設営パターンを作ってしまえば大丈夫です。
ペグの刺さりは悪いとはいえ、全く効かないわけでもありません。少し角度を変えればしっかり効きます。自分はストックシェルターでしたが、足元のペグループに2mmロープと自在固定をつけてテンションをかけれるようにしておきました。ストックで立ち上げた後も自在でしっかりテンションをかけられるので強度が出ます。両サイドのペグ打ちも必須だと感じます。省略している方もいましたが、強度の違いは明らかだと思います。

・今回は両俣小屋を利用出来たのでガスストーブは持っていきませんでしたが、やはり火器は必須だと感じます。寝る前や朝の食事には温かい食べ物が何よりです。体温が上がっていないとよく眠れません。朝は温かいスープだけでも飲めれば元気が出ます。

・筆記問題は山の常識レベルです。今回は熱中症、低体温、雷、道迷いの4問でした。引っ掛けや専門的な事はありません。普段から安全な登山を心がけていれば常識の範囲で回答可能でした。

・選考会に臨むにあたって心がけていた「余裕のある行動」が選考会を通して出来たので上手くいったのかな、と感じました。周りは早い人ばかりなのでそのペースに惑わされず、行動だけでなく、食事やシェルター撤収、トイレまで自分のペースで周りに引っ張られずに行動出来たのが良かったのだと思います。

選考会を終えて思った事は、やはりTJARは登山そのものだという事です。安全を疎かにせず、いかに自分の力で道を切り開けるか。自分の状態と、現在、これからの状況を判断して正しい選択が出来るか。そこにスピードという要素が少し必要になってくるのだと感じました。トレランだけでなく、もっと山を安全にスピーディに楽しめる余裕があれば通過の可能性は大きくなる、と思います。

装備記録

行動ウェア
・上:メダリストクラブ コンプレッションロングスリーブ(ベースレイヤー)
・上:メーカー無し 化繊Tシャツ(ベースレイヤー擦れ防止)
・下:ロンヒル トレイルカーゴパンツ
・下:ティゴラ ロングタイツ(就寝、レインウェア着用時使用)

アンダーウェア
・ブロススポーツブリーフ(タイツ着用時使用)

防寒着
・上 スポーツ店オリジナルダウンジャケット(就寝時使用)
・上 パタゴニア キャプリーン2

レインウェア
・上 OMM カムレイカジャケット
・下 OMM カムレイカパンツ

靴下
・化繊×ウール5本指靴下

シューズ
・ニューバランスMT1210

グローブ
・ロンヒル ファントムグローブ 

帽子
・マムート シュトーレンビーニー

ザック
・OMM クラシック25改造(付属マット込み)

ストック
・ブラックダイヤモンド ディスタンスFL

シェルター
トレイルマウンテン ストックシェルターPRO

シュラフカバー
・SOL エマージェンシーヴィヴィ

ヘッドランプ
・SILVA トレイルランナー2 ・PETZL ティカプラス

行動食(出発時)
・グリコワンセコンド×3 ・ザバスピットインリキッド×5 ・薄皮アンパン×1袋 ・菓子パン×1
・柿の種小袋×2 ・アルファ米×1 ・スポーツ飲料(500mlペットボトル) ・水(1Lプラティパス半分:ハイドレシステム)

参加者のザックはテラノヴァ、グレゴリー、OMM、ノース、レードライトがよく使われているようです。シューズは意外にラプターは少なく、アディダス、サロモンを良く見ました。レインウェアはモンベル、ノースが大半でした。

以上個人的な記録です。

日々練成


     
[ 2014/07/08 20:37 ] 2014TJAR | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hibirensei.blog.fc2.com/tb.php/635-299d6f06