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TJAR2014 ~スタート~1日目


 TJAR2014スタート前日の9日。昼過ぎに親と二人でミラージュランドへ車で向かう。途中京都から参加する江口選手を富山駅で16時過ぎにピックアップ。会場には17時前に到着。選手受付の建物前に停めると西田選手がすでに到着していた。挨拶すると何やらコース変更があるかもとの事。
建物2階の受付会場へ。すでに何人かの選手が到着しており、僕も受付をする。名前を告げると配布物を渡される。その中にあのビブゼッケンが。憧れのビブゼッケンをついに受け取った事に興奮する。その後荷物チェックを受けて、身体検査と筆記テストの様なものを受ける。何だかんだで1時間近くかかった。その後は選手控室の和室に移動。選考会以来の選手達と挨拶を交わす。その中に阿部選手、米田選手も。固く握手を交わす。
 20時から開会式なのでそれまでゆっくり過ごす。ミラージュランドの休憩室にはMH.TRCのメンバーが沢山応援に来てくれていた。手製の横断幕まで作ってくれていて嬉しかった。開会式はミラージュランドのステージで行われた。一人ひとり名前を呼ばれての選手紹介は少し恥ずかしかった。そしてこんなにも注目されている大会なんだと驚いた。お祓いも受けて開会式は終了。マッハさんとkouさんも応援にきてくれていた。他の選手から、一番応援が凄いと言われて素直に嬉しくなる。
 控室に戻ってブリーフィング。飯島委員長から正式にコース変更の通達があった。馬場島ではなく、立山駅を目指してロードを進む事になる。その距離約40km。そこから長いアルペンロード脇の旧登山道を進む事になる。室堂まで約60km。天候も心配だが序盤のロードも少し不安だ。最終的な荷物チェックと擦れ防止クリームを塗って備える。スタート30分前。早月側河口の海岸に移動。沢山の応援の人がいてびっくり。15分前に写真撮影。いよいよだ。
 スタート直前、飯島委員長が選手に声をかける。

「こんなに長いレースは初めての人も多いだろう、途中体が限界になったり、心の限界もくるだろう。そうなったら、とにかく食べて寝る!そうすれば必ず回復する!しっかり食べて寝て、大浜海岸を目指そう!」

 この声に心が奮い立った。選手全員で大きな声で答える。スタート10秒前、カウントダウンが始まった。ゲートフラッグは第一回大会から伝統の「GreatEndurance」。3,2,1,スタート。フラッグに両手を触れてスタート。次に触れるのは大浜海岸だろうか。凄い歓声とフラッシュの中を走る。僕の名前を呼んでくれるMH.TRCのメンバー。本当に嬉しい、応援がこんなに力になるとは。途中父親ともガッチリ握手。行って来るよ。すでに先頭集団は飛び出している模様。勿論僕はマイペース。先ずは40km先を目指さなくては。早月側左岸を進んで県道3号に合流し6号を目指す。次第に選手間の距離が開いていき、同じペースの選手が固まるようになってきた。僕は阿部選手、米田選手、町田選手と共に進む。途中の交差点で阿部選手と町田選手は先行。途中で合流した千原選手、米田選手3人で立山ICを目指す。

3:40
あるぺん村のセブンイレブンで休憩。選手が数人集まっていた。少し補給して出発。立山駅までのアップダウンの続く道になると雨が強くなってきた。無人駅の軒下で雨具を着る。ここで米田選手と千原選手も着替え。徐々に明るくなってくる。5時頃朽見選手と少し会話。立山駅直前で福山選手と少し一緒に走る。

6:00
立山駅
何か食べようと思ったが時間もかかりそう。どうやらラストに近い順位みたいだ。少し焦るがしょうがない。売店でパンを買って自販機でペットボトルを補給して出発。岩崎選手と福山選手が近くにいた。材木坂の急登を登る。竹内さんの元気一杯の応援が嬉しかった。大きな声で答える。ガシガシ登っていくと朽見選手もいた。美女平駅には7:00に到着。立山ワンデイ以来だろうか。自販機でペットボトルを補給。いよいよ登山道だ。
アルペンロード脇の登山道を千原選手と進む。2時間程進むと前方に江口選手が。眠さでフラフラなようだ。一緒に進む。10時頃は一時的に天気も回復して富山湾の素晴らしい景色も見れた。このあたりでベテランの湯川選手、平井選手と一緒になる。弥陀ヶ原ホテル付近は10時半頃通過。このあたりで雨足が強くなり、風も出てくる。

12:20
立山室堂。
少し食事をしようと室堂駅へ。江口選手と蕎麦を食べる。足裏のケアをしていよいよ一ノ越しへ向かう。風雨がかなり強くなってくる。前方には湯川選手と千原選手。ほぼ同時に一ノ越しへ到着。もの凄い風で小屋も時折揺れるぐらいだ。進めなくはないので江口選手と出発。この時冗談のつもりで作ってきたプチプチベストを着る。温かくかなり保温性がある感じだ。進みだすと更に風雨が強くなる。先ずはザラ峠を越えないと。前方に見えた平井選手、湯川選手、千原選手のパーティーに江口選手を加えてもらって申し訳ないが僕は先に進んだ。

14:20
一ノ越~五色ヶ原 
ここからはスピード勝負。一気に竜王岳と鬼岳、獅子岳を越えてザラ峠を目指す。全てダッシュだ。止まれば風で一気に体温が奪われてヤバい。それでもプチプチベストがかなり保温してくれて助かった。ザラ峠では猛烈な風雨。雨粒がまるで霰のようになって露出している素肌にあたると痛い。一気に峠を下ってコルから登り返す。ここまでくれば五色ヶ原は近い。木道が出てくればすぐそこ。赤い屋根の小屋が見えた。小屋に着くと飯島選手、朽見選手、中村選手、米田選手、柏木選手が休んでいた。おお、なんとか追いついた。スゴまで行くというのでここは付いていくしかない。いそいでカップ麺を食べて6人で出発。ここからは山影でいく分風が遮られて助かった。
 TJAR嫌な区間ベスト5に入る遠い遠いスゴ乗越小屋。嫌になるほどのアップダウンを繰り返す。しかも一つ一つがデカイ。途中雨雲の切れ目から見える富山湾が美しかった。虹も見えてほんの少し和む。日が暮れて来るといよいよ厳しい区間に。飯島選手はかなり寝不足のようで時々フラ~っと寝てしまう。米田選手が体を支えてあげる場面もあった。最後の下りあたりで柏木選手が転倒して膝を打ったようだ。かなり痛そう。這松帯を抜ければようやくスゴ乗越小屋のテン場が見えた。いくつかの選手のシェルターがすでに張ってある。サイトは半分水没気味だが仕方ない。

20:00
スゴ乗越し小屋
シェルターを張り、雨具のままシュラフカバーに潜り込む。雨足は強くなる一方だ。何か食べようと思ったがずぶ濡れでそんな気も起きない。クリフバーを食べたような気がするがイマイチ思い出せない。明日の行程も長い。2時間程仮眠して0時過ぎに出発予定で目を閉じるとすぐさま落ちた。

2日目へ。
日々練成


[ 2014/08/20 20:59 ] 2014TJAR | TB(0) | CM(0)

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