TJAR2014 装備編 スリーピングシステム

 
 シェルターは今や定番となったトレイルマウンテン、ストックシェルター。シュラフは使用せず、SOLのエスケープヴィヴィー、スリーピングパッドはOMMのザックに付属している背面パッドと兼用です。

 ・ストックシェルター
 まず、前回のTJAR本戦で使用率が高かった事、後は選考会で建てやすい事を考えて2年前に購入。
 使用感について、これはあくまで数時間の仮眠用と割り切ればこれほど便利なものはないかと思います。勿論、雨漏り上等、浸水上等、雨の中で入り口を開けなければ窒息上等です。いきなり実戦投入するのはキツイです。何度か練習でビバークしてみる事をお勧めします。慣れればシェルター内でストーブを使ってインスタント系の食事をする事ぐらいは可能です。(自己責任でっ)居住性は本当に寝るだけですが、雨が降らなければとても快適です。何よりその軽さと設営の簡単さは今大会のように行き倒れで仮眠するにはベストな選択でした。
 今回ストックシェルターを使用しての仮眠は4回ありました。その中で雨中のビバークは3回。どれも2時間程度でしたが、簡易的であれ、風雨を凌げるというのは大変な安心感があります。どうせ起きたらすぐ行動ですし、雨具を着たままヴィヴィーに入れば撤収も容易です。中で着替えも可能です。それなりに工夫と経験がいりますが、通常のテントと変わらないように使う事も可能でしょう。
 一度濡れてしまうと非常に重くなるのは欠点でしょうか。晴れていればザック等にひっかけて乾かしながら行動する事も可能ですが、今回は雨続きでなかなか難しかったです。
 気になるのであれば、縫い目をシームコート、ファスナーを止水ファスナーに交換すればより防水性は高まります。前後のぺグループに張り綱の追加は必須に近いと思いますので是非。

 ・SOL エスケープヴィヴィ
 こちらも定番でしょう。アルミシートと似た素材ながら、透湿性は優秀です。結露は殆どありません。今回新しく発売されたライトバージョンも検討しましたが、天候を踏まえて通常版にしました。(ライトバージョンは封筒型)結果は正解で、雨続きで非常に寒い思いをしましたので、入り口が絞れるのは体温を維持するのに役立ちました。蚊に刺されにくいのも良かったです。雨具を着たまま潜り込んでも、素材に水分が沁み込む事が少ないので次回使う時もそのまま使用出来ました。体温で寝ている間に乾いていくような感じでした。1日目に浸水したシェルターの中で使用していましたが、ヴィヴィ-内への水の浸入はありませんでした。縫い目以外の防水性はかなり優秀です。防寒着の化繊ダウンと組み合わせれば、夏の高山でもかなり快適な仮眠が出来ると思います。
 ただしこちらもいきなり実戦投入せずに、少し練習して快適な気温や服装を経験しておくのは必須だと思います。

 ・OMM クラシック25付属 背面パッド(スリーピングパッド兼用)
 OMMのクラシックシリーズに付属している背面パッドは、取り出すと四つ折りになっていて、展開すれば肩から腰までカバーするスリーピングパッドになります。かなりコシの強い素材で、砂利ぐらいでは気になりません。僕は少し背面が厚く、寝る時は長かったので1/4切り取りました。パッドの定番は山と道ULパッドだと思いますが、外付けするのも面倒ですし、折りたたんで背面に突っ込めるのが便利でこちらを選択しました。ザックに荷物が入っていてもそのまま収納出来るのは便利でした。これは個人差がありますが、数時間の仮眠なら十分ですし、丸めたりする手間が無いのもかなり捗りました。
 
 日々練成 
 
 ※特別付録※

 ~ビバークまでの流れ みさごバージョン~

 ・適地を見つけたらストックを適正な長さより少し短めにする。(ディスタンスFLなので長さ調整可能)
 ・ザックを降ろし、ストックシェルターを取りだす。
 ・ストックシェルターを張る時、ストックを中でギリギリいっぱいに伸ばしてテンションをかける。
 ・ザックからパッドを取りだし、シェルターに敷く。同時にザックを足元に置く。
 ・雨粒を払い、お尻からシェルターに入り、靴を脱ぐ。脱いだ靴はレジ袋に入れてシェルター内へ。
 ・パッドの上で胡坐をかいて、ザックから必要な物を取りだす。食事等は胡坐をかいたまま。
 ・寝る時はザックを足元へ置き、ヴィヴィーを脚から順にかぶってお尻を通過させ、背中を通過させる。
  脚はザックの上へ置き、ペットボトルや適当なウェアで枕代わり。おやすみなさい。

 ~撤収編 みさごバージョン~
 ・ヴィヴィを被る時と逆の手順で脱ぐ。脱いだら丸めてザックへ。
 ・胡坐をかいてザックや周辺整理。シェルター内はザックとパッドとシューズだけにする。
 ・シェルターを開けて、シューズを外へ出して、座ったまま脚を外に出して履く。
 ・シェルターから出て、ザックを取りだし、パッドをザックへ収納。
 ・ストックを外し、前後のペグを抜いてシェルターを収納。ザックへパッキングして出発。


 
  
[ 2014/09/09 21:21 ] 2014TJAR | TB(0) | CM(0)

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